U-19で実力示す最年少17歳の斉藤光毅、貪欲に最終予選へ「そういう気持ちを結果につなげる」
ゲキサカ / 2018年10月23日 19時23分
[10.11 練習試合 U-19日本代表3-2流通経済大]
最年少の17歳が持ち味を見せた。2001年8月10日生まれのFW斉藤光毅(横浜FCユース)は同学年のFW久保建英(横浜FM)より約2か月誕生日が遅く、U-19日本代表23人の最年少。この日はゴールこそ奪えなかったが、キレのある抜け出し、ドリブル突破で攻撃を活性化し、飛び級でメンバー入りした実力を発揮した。
変則的な30分×4本の練習試合で合計約75分の出場。右サイドハーフ、2トップの一角、3トップの右に入ると、「初めて」という右ウイングバックの位置でプレーする時間帯もあった。馴染みのある左ではなく右での出場が長かったが、「右はやり慣れていないけどそんなことは言っていられない」と精悍な表情で言い切り、「右利きなので仕掛ける感触は違う。縦にはいきやすい」と感触を口にした。
2本目の28分には最大のチャンスが訪れた。ゴール前の混戦から加速して抜け出した斉藤がフリーで決定機を迎えたが、右足シュートはジャストミートせず、惜しくも右ポストを叩いた。「どフリーだったので決めなきゃいけないシーンだった」。悔やしそうに振り返った斉藤はすぐに視線を切り替え、「最終予選ではしっかり決められるように狙っていきたい」と大会中のゴールゲットを誓った。
昨年10月に行われたU-17W杯にも飛び級で招集されたが、大会直前に負った鎖骨骨折の影響で無念の負傷離脱。離脱決定後もチームに帯同すると、初戦のホンジュラス戦(6-1)を見守った後にひとり先にインドから帰国。「すごく悔しい思いをした」大会となった。その不完全燃焼な想いをぶつけ、来年は世界大会出場へ。「『やってやるぞ』という気持ちで最終予選に挑みたい。そういう気持ちを結果につなげるつもりで、貪欲にいきたいと思います」と強い覚悟を口にした。
(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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