同じ22歳でA代表デビュー…“偉大な先輩”を追う北川航也「継続してやっていければ」

ゲキサカ / 2018年10月13日 1時8分

22歳でA代表デビューを飾った日本代表FW北川航也

[10.12 キリンチャレンジカップ 日本3-0パナマ デンカS]

 追加招集で日本代表に参加したFW北川航也(清水)は後半21分、途中交代でピッチに送り出され、22歳でのA代表デビューを飾った。この年齢は奇しくも、清水で育ったFW岡崎慎司(レスター)のデビューと同じ。試合後には偉大な先輩からの言葉になぞらえ、今後に向けた決意を語った。

 合流初日の8日、北川は岡崎とかわしたLINEのやり取りを報道陣に明かしていた。「シュートを打ち続けろ。ドリブルし続けろ。プレスをかけ続けろ。クロスに入り続けろ」。夏場に9試合連続無得点に苦しんでいた際、「継続してやることが大事」と与えられたメッセージだ。

 北川はその後、直近3試合で4ゴール2アシストの大爆発。当初の予定では日本代表に選ばれるはずではなかったが、9月合宿の招集組に負傷が続出したこともあり、「最近の試合で結果を残していた」(森保一監督)という理由で追加招集を勝ち取った。

 そうして迎えた合流初戦のキリンチャレンジ杯パナマ戦。「君が代とか試合前のセレモニーの時は、日の丸を背負うってことなんだなって感じた」。初々しい感慨もあったという22歳だったが、出番はしっかりと訪れた。

 ピッチ外で待機している間になかなかプレーが切れず、目の前でMF伊東純也の追加点が決まった。「自分たちが入る前に2-0にしてくれて、入りやすくしてくれた」。約3分間のピッチサイド待機を経て送り出された北川は「入ってみればあまり緊張しなかった」と振り返る。

「青いユニフォームを着てピッチに入ったのはスタートラインなので、これまで支えてくれた方々、エスパルスへの感謝の気持ちを持ってピッチに入りました」。そんな思いも抱えていたというストライカーは、同時に入ったFW川又堅碁(磐田)との連携でゴールに迫る場面も作った。

 試合後、記念すべきA代表デビューについて問われた北川は次のように決意を示した。

「次はどんな状況になるか分からないけど、相手にプレスをかけ続ける。クロスに入り続ける。仕掛け続ける。裏を取り続ける、そういったサッカーに大事な要素、勝つために大事な要素を継続してやっていければと思います」。

 合宿初日に明かしたメッセージとはやや表現が異なるものの、見据える先は同じ「続ける」こと。10年前の2008年10月9日、22歳でA代表デビューを果たし、通算50得点を重ねてきたストライカーの背中を追う若武者が、偉大な先輩と同じスタートラインに立った。

(取材・文 竹内達也)
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