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[MOM2640]東大和南MF四条雄介(2年)_ 「喋れて走れる」主将が2発

ゲキサカ / 2018年10月13日 23時38分

前半30分、東大和南高MF四条雄介主将が決めて2-0

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.13 選手権東京都Aブロック予選1回戦 東大和南高 3-1 中大杉並高 駒沢2]

「個人の力がある選手が集まっているので、それを一つにまとめるように」。ピッチ上では、東大和南高のキャプテンマークを巻くMF四条雄介主将(2年)の声が常に響き渡っていた。先発を1、2年生が占める東大和南は個々の能力は高いものの、チームとしての力はまだまだ。それを「融合させながらやっていければいい」と語る主将が随所でチームを集中させたり、鼓舞する声を発したりしている姿が印象的だった。

 そのボランチは相手ボールホルダーに触れる距離まで寄せてボールを奪い取ろうとし、自陣のスペースを埋めるために走り続けていた。そして、狙いすましたインターセプトやボランチからの飛び出しでチャンスに絡むシーンも。この日は2得点を叩き出して勝利に大きく貢献した。

 1-0の前半30分、四条は左サイドのMF岩瀬優太(2年)が中央へ入れたラストパスに走り込んで1タッチでゴール。「クロスが上がった時に枚数が少ないところがチームの課題だったので、入るところは入ろうかなと」というMFは素晴らしいスプリントから貴重なゴールを奪った。

 さらに2-1の後半アディショナルタイムには、相手PAへこぼれたボールを全力で追い、スライディングシュートで勝利を決定づける3点目。声と献身的な攻守、そしてこの日は2得点によってヒーローになった。

 石川勝利監督が「喋れて走れる」と信頼する主将。若いチームを束ねるリーダーは本気で目指しているという東京4強、「西が丘進出」のために今後も声を枯らし、走り続ける。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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