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U-16代表のように、3年生が「なにくそ」の思いで奮闘。駒澤大高が6-0発進:東京

ゲキサカ / 2018年10月14日 7時16分

 この日は彼だけではなく、3年生の奮闘が光る試合に。後半は一つ一つのプレーでベンチから讃える声、拍手が飛ぶ南葛飾のゴールをなかなかこじ開けられずにいた。それでも焦れずに各選手がやるべきことを徹底する駒大高は19分、MF時田悠人(2年)のFKからCB齋藤我空(3年)が中央へ折り返し、江藤が頭で4点目のゴールを奪う。

 さらに27分には再び相手ゴール前で齋藤が競り勝ち、1年生FW佐藤海来が加点。38分には時田の左CKを齋藤が頭で叩き込んだ。杉浦を中心としたカウンターから諦めずに1点を目指した南葛飾をシュートゼロに封じた駒大高が6-0で快勝。この日、交代出場を含めてピッチに立った下級生7人もアピールしたことは新たな競争に繋がりそうだ。

 修正点はまだまだある。その上で大野監督は「全然、未完成。選手権で成長していけるように」と期待。この選手権予選は、準々決勝でインターハイ16強の國學院久我山高と対戦する可能性のある激戦ブロックを勝ち抜かなければならない。だが、涌井は「自分たちに矢印向けて、勝負強さを見せないといけないので相手は関係無いです」と語り、齋藤は「3年生が最近活躍できていなくて全然上手くいかない時期が続いていたんですけれども、自分たちはこの選手権が見返すチャンスだと思っていた。3年生がリーダーシップを取って1、2年生を引っ張っていきたい」と意気込んだ。駒大高は、この日のように「なにくそ」の思いをトレーニング、試合でぶつけ、大会中に成長して頂点まで勝ち上がる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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