[MOM2643]創価FW大竹悠太(3年)_レワンドフスキに憧れる188cm砲が2発!
ゲキサカ / 2018年10月15日 17時9分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.13 選手権東京都Bブロック予選1回戦 創価高 2-0 城東高 駒沢2]
前半32分、33分の連続ゴールで試合の流れを傾けた。創価高のFW大竹悠太(3年)は登録188cm、83kgの大型ストライカーだ。創価の選手たちは入学後、身体作りのために3年間かけて体重を10kgほど増量するというが、彼は入学時から絞って約10kg減量。増してきたキレと圧倒的な高さで一際存在感を放った。
まずは前半32分、右FW酒井隆(2年)が右コーナー付近から上げたロングクロスに反応。「いいボールが来たので自分は合わせるだけだった」という大竹は、対応するDFの頭上から豪快なヘディングシュートをゴールに突き刺した。
さらに33分にはMF橋本光明(3年)の左クロスを1タッチでゴール。「橋本がいいタイミングで中を見てくれた。自分は合わせるだけだった」と再び仲間に感謝していたが、いずれもクロスに対する感覚の良さを発揮して決めた2ゴールだった。
元々CBとして入学した大竹だが、1年時の夏頃にFWへコンバート。コーチ陣や先輩から「点を決める」という意識を強く持つことを教わり、こだわってきた。この日は力強いポストプレーやスピードのあるドリブルでチャンスメーク。そして、こだわりのゴールを2つ決めてヒーローになった。
憧れのFWは同じく大型ストライカーのポーランド代表FWロベルト・レワンドフスキだ。「高さもあって全部できる。その上で試合を決める」レワンドフスキのように、試合を決定づけるゴールを奪うこと。そして「チーム救える、絶対的な存在になりたいです」という姿になって、創価に一つでも多くの白星をもたらす。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
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