「信じられない形でベルギーに…」ウルグアイ監督は日本へ敬意欠かさず
ゲキサカ / 2018年10月15日 21時38分
16日のキリンチャレンジカップで日本代表と対戦するウルグアイ代表が15日、試合会場の埼玉スタジアムで公式練習を行った。練習前には06年から指揮を執るオスカル・タバレス監督(71)が公式会見に出席した。
12日にはソウルで行われた国際親善試合で韓国代表に1-2で敗れたウルグアイ。タバレス監督は「我々は長旅を経て、12時間の時差がある中で戦っている。ただ、韓国戦から数えれば、3、4日間の適応する時間があった。コンディションは前回の試合より良くなっている」と指摘する一方、「我々は親善試合で結果を残すことだけを目指しているのではなく、若い選手を試すことを目標にしている。一番のゴールは2022年のカタールW杯に出場し、そこでいい結果を残すことだ」と力説した。
FWルイス・スアレス(バルセロナ)は右膝の違和感で招集を辞退したが、FWエジソン・カバーニ(パリSG)やDFディエゴ・ゴディン(A・マドリー)ら主力も来日。指揮官は「スアレスはウルグアイ代表だけでなく、バルセロナでも決定的な役割を果たしている。重大な役割を担っている選手だが、スアレスがいない状態でウルグアイ代表がプレーするのはこれが初めてのことではない」と強調した。
若手の成長も著しい。4強入りした昨年のU-20W杯に出場したU-21世代からMFロドリゴ・ベンタンクール(ユベントス)、MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー)、DFマルセロ・サラッチ(ライプツィヒ)の3人を招集。21歳のベンタンクールは8強入りしたロシアW杯にも出場し、U-20W杯で対戦したMF堂安律も「(昨季の)チャンピオンズリーグでバルセロナとかと対戦しているのをテレビで見て刺激になった」と話すウルグアイ期待の新星だ。
タバレス監督は「彼(ベンタンクール)を始めとする若い選手たちはこれまでと違うサッカーをウルグアイ代表にもたらしてくれた」と称え、「ベテラン選手と融合することで今後、大きくチームに貢献してくれると思う」と期待を寄せた。
日本代表について「U-20世代の選手も興味深く見守っている」と話す敵将は、日本で警戒する選手を聞かれ、「特定の選手の名前を挙げることは控えたい」としながらも、「FWの選手たちはスピードとテクニックに優れ、シュート力にも長けている。W杯では残念ながら、信じられない形でベルギーに負けてしまったが、日本代表のサッカーは素晴らしいベースがすでに出来上がっていると思う」と敬意を示した。
(取材・文 西山紘平)
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