MF道渕諒平が右足一閃!甲府が2戦ぶり白星、徳島は痛恨3連敗
ゲキサカ / 2018年10月16日 21時1分
[10.16 J2第35節延期分 徳島0-1甲府 鳴門大塚]
J2リーグは16日、台風により延期となっていた第35節1試合を行った。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは、8位の徳島ヴォルティスと11位のヴァンフォーレ甲府が対戦し、甲府が1ー0で勝利した。
J1昇格を狙いたい中で2連敗中の徳島。開始6分、MF岩尾憲の左CKはPA手前のMF小西雄大に渡り、左足ミドルがゴールに迫る。相手DFのブロックに遭い、こぼれたところをFWピーター・ウタカが左足で押し込んだ。しかし、得点直後に吉田哲朗主審はウタカのオフサイドを取り、ノーゴールとなった。
リーグ戦5試合で3勝2分と好調を維持している甲府も前半から攻撃を仕掛ける。前半17分、MF佐藤和弘とFW小塚和季の精度の高いパスワークからダイレクトで前線のFWジエゴに入る。そのまま単独で突破を図るジエゴだが、相手DFの3人に囲まれてしまい、放ったシュートはゴール枠外へと外れた。両者シュート6本を放つ拮抗した試合展開も、前半は0-0で折り返した。
後半に入っても均衡は崩れない。甲府は後半26分、ジエゴがセンターサークル付近から超ロングシュートを放つが、わずかにゴール上に外れる。一方、徳島も同42分、PA手前右からの浮き球をゴール前のウタカがヘディングで合わせるが、GK岡大生にセーブされる。
すると、後半45分に試合が動く。甲府は中盤でMF道渕諒平がボールを持つと、右足を一閃。鋭い弾道はゴール左隅に突き刺さり、値千金の決勝弾となった。1-0で勝利した甲府は、2試合ぶりに勝ち点3を奪って9位に浮上。徳島は痛恨の3連敗となった。
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