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山口に完封勝ちの町田が首位接近! 消化試合が1つ少ないながら勝ち点1差に

ゲキサカ / 2018年10月17日 21時7分

[10.17 J2第26節延期分 山口0-1町田 みらスタ]

 J2第26節延期分が17日に開催され、暫定3位のFC町田ゼルビアは敵地で同11位のレノファ山口FCに1-0で勝利した。後半31分に生まれたFW杉森考起のゴールが決勝点。2連勝で4戦無敗(2勝2分)とし、消化試合の1つ多い首位松本と勝ち点1差の暫定2位に浮上した。

 台風12号の影響で延期となっていた一戦。過密日程の影響か、チャンスの少ない展開が続いた中、最初に決定機を迎えたのは山口だった。

 前半27分、カウンターから左サイドのFW高木大輔がクロスを送ると、ファーのFW岸田和人が頭で落とし、ゴール前でフリーのFW大石治寿が反応。しかし、右足のボレーはクロスバーを越えてしまった。

 0-0で折り返し、町田は後半4分に左サイドでFKを獲得。キッカーのMF平戸太貴がクロスを送り、PA内中央にボールがこぼれる。ノーマークだったFW中島裕希が右足でシュートを試みるも、ミートせずに枠外へ。同14分にも左サイドのFKから平戸が右足でカーブをかけたクロスを入れ、飛び込んだ選手に合わなかったボールがゴール右隅に飛ぶ。だが、GK吉満大介に両手でかき出された。

 それでも後半31分にスコアを動かす。右サイドから平戸が低く速いクロスを送ると、ニアで途中出場のFWドリアン・バブンスキーが潰れ、PA内中央でゴールに背を向けて受けた杉森がDF前貴之のマークを逃れながら反転して右足を一閃。股下を警戒した前貴之の左横を抜け、GK吉満も届かないコースに決まった。

 杉森は第14節・讃岐戦(3-0)以来22試合ぶりのゴールで今季3点目。ホームの声援を受ける山口は反撃を図ったが、最後までネットを揺らせず、13日の第37節・福岡戦(0-1)に続く無得点で2連敗を喫した。
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