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宮本監督の采配的中!!G大阪が横浜FMに逆転で6連勝…両者に負傷者出るアクシデントも

ゲキサカ / 2018年10月20日 17時10分

交代策が的中した宮本恒靖監督

[10.20 J1第30節 G大阪2-1横浜FM 吹田S]

 暫定12位のガンバ大阪がホームで同10位の横浜F・マリノスに2-1で勝利した。前半36分に横浜FMのFW仲川輝人に先制ゴールを許したが、後半26分にFWファン・ウィジョ、同41分にMF小野瀬康介が決めて逆転し、6連勝を達成。横浜FMは4試合ぶりの黒星で連勝が3で止まった。

 G大阪は前半8分にいきなりアクシデント。MF天野純のシュートに反応したGK東口順昭が踏み込んだ際に右膝を痛めたのか、スタッフが駆けつけて治療を行う。ベンチではGK林瑞輝が出場の準備を進めていたが、東口はテーピングを巻いてプレーを続行した。

 スコアが動いたのは前半36分。PA手前左のMF天野純がDF山中亮輔の縦パスに反応し、振り向きざまにノールックでスルーパスを送る。ファーにフリーで走り込んだ仲川が右足で押し込み、先制に成功。仲川は3試合連続ゴールで今季9得点目をマークした。

 G大阪は後半開始から負傷の東口と林、DF菅沼駿哉とファン・ウィジョをそれぞれ交代する。同19分に横浜FMのFW遠藤渓太が負傷交代すると、G大阪は同20分に古巣対戦のFW渡邉千真を下げてFWアデミウソンをピッチに送り出し、3枚のカードを使い切った。

 そして後半26分、ファン・ウィジョがアデミウソンのスルーパスにPA内中央で反応し、巧みな身のこなしから右足でシュート。これがゴール左に決まり、チームトップの今季14得点目で1-1とした。

 後半41分にはアデミウソンのワンタッチパスからDF藤春廣輝がPA内左に抜け出し、最後は折り返しを小野瀬が右足のスライディングシュートで押し込む。今夏に山口から完全移籍した小野瀬は、これがJ1初得点。G大阪は宮本恒靖監督の交代策が的中し、見事な逆転劇で6連勝を飾った。
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