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武藤は決定機いかせず2戦連発逃す…ニューカッスル泥沼9戦未勝利、ベニテス解任論加速か

ゲキサカ / 2018年10月21日 1時6分

前半9分のシーンで急いで担架を運ぶFW武藤嘉紀

[10.20 プレミアリーグ第9節 ニューカッスル0-1ブライトン]

 プレミアリーグは20日、第9節を行った。FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルはホームでブライトンと対戦し、0-1で敗れた。2試合連続スタメンの武藤は、後半29分までプレーした。

 前節、武藤のゴールなどでマンチェスター・ユナイテッド相手に善戦しながらも2-3で敗れたニューカッスル。2分6敗で19位に沈み、ラファエル・ベニテス監督の解任も囁かれる中、ユナイテッド戦から1人を変更し、DFハビエル・マンキージョに代えてDFポール・ダメットを起用した。

 前半9分に両者にアクシデント発生。空中戦でニューカッスルDFフェデリコ・フェルナンデスとブライトンFWグレン・マレーが頭部を接触し、約7分間の治療を経てマレーがFWユルゲン・ロカディアとの交代を余儀なくされた。F・フェルナンデスはプレーを続けている。

 試合が動いたのは前半29分だった。右CKを獲得したブライトンはFWアリレザ・ジャハンバフシュがゴール前に蹴り込み、ファーサイドのDFシェーン・ダフィーが中央に折り返す。ペナルティーアーク内からMFホセ・イスキエルドが右足でダイレクトシュートを放つと、MFベラム・カヤルがわずかに触ってコースを変え、先手を取った。

 前半のうちに追いつきたいニューカッスルは前半43分、PA左に進入したシェルビーが強烈な左足シュート。GKライアンが弾いたボールを武藤がヘディングシュートで狙うが、クロスバー上を越えていく。後半もシュートを積極的に放ったニューカッスルだったが、ゴールネットを揺らすことができず、武藤は後半29分にピッチを後にした。

 試合はそのまま0-1でタイムアップ。ニューカッスルは2分7敗で開幕から未勝利が続いている。この状況にホームサポーターは試合終了のホイッスルと共にブーイングを浴びせた。なお、プレミア公式サイトによると、ニューカッスルはポゼッション率67.7%、シュートは相手の3倍以上にあたる27本(枠内6本)を放ったが、最後まで1点が遠かった。
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