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乾貴士の絶好ヘッドはミートせず…3試合ぶり先発も、ベティスは今季初の連敗

ゲキサカ / 2018年10月22日 5時44分

絶好のチャンスを逃したベティスMF乾貴士

[10.21 リーガ・エスパニョーラ第9節 ベティス0-1バリャドリー]

 リーガ・エスパニョーラは21日、第9節を各地で行い、乾貴士所属のベティスはホームでバリャドリーに0-1で敗れた。ここ2試合出場がなかった乾が3試合ぶりにスタメン入り。決定機は何度も訪れたが、すべて生かすことができず、後半16分に途中交代となった。

 立ち上がりからチャンスをつくったのはベティス。前半11分、右サイドでボールを受けた乾の左足シュートははGKジョルディ・マシップの正面を突いた。同27分には左CKのキッカーを務めた乾のカットインシュートが相手DFハビ・モヤノの腹部に当たり、一時は相手が倒れ込んで動けなくなる場面もあった。

 その後もベティスがボールを握る展開が続いたが、先制点はバリャドリーに入る。前半36分、MFリアド・ブドゥブズのパスミスからボールを奪われると、左サイドをMFトニが突破。ふんわりとしたアーリークロスをファーサイドに展開し、逆サイドから駆け上がっていたDFアントニートがダイレクトで決めた。

 乾は前半42分にもゴール左斜め前からシュートを狙ったが、これも分厚いブロックを築いた相手守備陣に阻まれる。終了間際にはベティスにアクシデント。接触のない場面で太ももを負傷したMFハビ・ガルシアがピッチを退き、DFアイサ・マンディが送り込まれた。

 後半13分にはベティスにビッグチャンス。DFマルク・バルトラのロングフィードが左サイドに渡ると、大きく開いていたDFシドネイがピンポイントクロスを配給。ゴール前で乾がフリーでヘディングシュートを放ったが、うまくミートせずに流れた。乾は同16分、FWセルヒオ・レオンとの交代でピッチを退いた。

 ベティスは後半36分、ブドゥブズのFKは枠外。その後はなかなか好機を作ることができず、0-1のままタイムアップ。前節のアトレティコ・マドリー戦で7試合ぶりの敗戦を喫していたが、インターナショナル・マッチ・ウィークを挟んだ一戦でも敗れ、今季初の連敗となった。
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
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