アンプティサッカー日本代表の壮行会を開催。パイオニアのエンヒッキが気合の金髪を初披露

ゲキサカ / 2018年10月24日 6時0分

エンヒッキ松茂良ジアス(左から3人目)の変身ぶりに周囲もびっくり

 下肢や上肢に切断障害のある人がプレーするアンプティサッカーのワールドカップ(W杯)メキシコ大会に挑む日本代表の壮行会が23日、都内で行われた。

 Jリーグの村井満チェアマンや日本障がい者サッカー連盟会長の元日本代表MF北沢豪氏らが日本代表選手団の激励に訪れた。チームは4度目のW杯出場で、最高成績は前回大会2014年の11位。今大会は過去最高のベスト4入りを目指している。

 日本代表はグループリーグC組でコスタリカ、コロンビア、ポーランドと対戦。村井チェアマンはサッカー日本代表が6月のロシアW杯で、同じくコロンビア、ポーランドと対戦したことと重ねて「C組は、ロシアの再戦のようなイメージがある」と戦前の下馬評を覆し、16強まで進んだ日本代表のような躍進を期待した。

 今回のW杯の開催地はメキシコ。ちょうど50年前の1968年メキシコ五輪で日本代表は銅メダルを獲得した。村井チェアマンは「今から50年前のメキシコ五輪でメダルをとり、その25年後にJリーグが開幕して、そしてまた25年が経ちました。次の50年後へむけ、みなさんの活躍が日本のアンプティサッカーのドアを開けるきっかけになるかもしれない」とエール。乾杯の発声の時には「みんなで共に戦おう、でお願いします。『乾杯(かんぱい)』だと負けるというイメージがあるから」と快進撃を期待する気持ちを示した。
普段は都心で働くサラリーマン
 都心の外資系銀行に勤務し、日本代表として4回目のW杯出場となるエンヒッキ松茂良ジアスは、普段は黒髪だが、2日前に金髪に染めた。

「ちょっと気合を入れようかな、と。目立ちたがり屋なので、目立つプレーができれば。今までで一番いい選手がそろっているし、ベスト4以上を目指して頑張っていきたい」

 ブラジル・サンパウロで生まれ、5歳の時に交通事故で右足を切断。その後、ブラジルでアンプティサッカーをはじめ、19歳で仕事のために来日後、会社の同僚でもあった日本代表・杉野正幸監督と一緒に競技を広めたパイオニアは、W杯では初となる「イメチェン」で、並々ならぬ気迫を示した。 
 
 日本時間29日に初戦のコスタリカ戦を迎える日本代表は、24日に出発する。

(取材・文 林健太郎)
●障がい者サッカー特集ページ

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