1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[MOM566]順天堂大DF村松航太(3年)_葛藤、チャンス、刺激

ゲキサカ / 2018年10月24日 23時15分

 9月に入ると、母校の静岡城北高校で教育実習を行った。わずか3年前まで通っていた学校だったが、いろいろ勉強になることが多かったという。「一歩引いて見ることを勉強しました。それをサッカーにも生かせればいいと思います。教師も悪くないと思いました」。

 身近な存在だった人たちの活躍も刺激になっている。昨年までCBコンビを組んでいたDF坂圭祐は、湘南でルーキーイヤーからレギュラーポジションを獲得。ユース時代の1学年先輩の筑波大MF西澤健太(4年=清水ユース)が、清水への帰還を決めた。

「刺激にはなりますよね。健太君とは高校も一緒だった。関東に来てからも本当に仲良くさせてもらっている。結構ユース卒の1個上では一番仲がいいというか、大好きな先輩です」

 順大は現在、MF名古新太郎(4年=静岡学園高)を負傷で欠くなど、厳しいチーム状況だが、3位と好位置につける。ただ、「不安しかなかった。残留争いを覚悟していた」と話すように、開幕前の予想は決して高いものではなかった。今季は開幕戦から1年生3人が先発したように、一からチーム作りを求められていたからだ。

「取りこぼしはあるけど、上手くいっているなというのが第一印象です。去年は各ポジションにタレントが揃っていたので、ほぼほぼ自分たちの試合ができた。去年は優勝して当然くらいでしたが、戦力が落ちたわりには上手くいっているのかなと思います」

 ライバルチームのほとんどは4年生を中心としたチーム作りを行い、これからの時期は大学選手権(インカレ)に向けた集大成を飾る準備に入る。しかし順大の明大戦のスタメンをみると、4年生はDF石上輝(堀越高)のみ。昨年のチーム同様、“2年計画”でチーム作りが進められている。経験値を何よりの自信に。そして村松自身は、葛藤の中でプレーした経験を、必ず将来の飛躍につなげたい。

(取材・文 児玉幸洋)●第92回関東大学L特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください