[関西]阪南大FW草野が今季19点目の決勝弾!関学大は再び2位に…大体大が首位返り咲き:第3節延期分

阪南大FW草野侑己(9番)が得点ランクトップタイの19ゴール目を記録

第96回関西学生サッカーリーグ1部

　9月30日に開催予定だった第96回関西サッカーリーグ1部後期第3節の4試合が台風の影響で延期に。10月25日に延期分4試合のうちの2試合が行われた。前節に首位浮上を果たした関西学院大は阪南大に敗戦。2位に落ちた大阪体育大が近畿大を破ったため、再び順位は逆転している。

　関学大と阪南大の対戦は、拮抗状態のまま0-0で後半へ。すると阪南大は後半31分、左サイドのDF吹ヶ徳喜(3年=名古屋U18)がクロスを上げ、FW草野侑己(4年=JFAアカデミー福島)がヘディングシュートを決めた。草野の今季19点目となる決勝弾で、阪南大が3連勝とした。

　大体大は近大を圧倒。後半20分にMF堀内颯人(4年=奈良育英高)がドリブルシュートで先制点を挙げると、同40分にはFW林大地(3年=履正社高)が今季19点目となる追加点でリードを広げる。その2分後には林のアシストから堀内が自身2点目を決めた。後半アディショナルタイムに失点を食らうも、大体大が3-1で快勝し、3試合ぶりに勝ち点3を積み上げた。

　大体大(勝ち点41)が再び関学大(勝ち点38)を上回ったため、首位に返り咲いた。3連勝と尻上がりに調子を上げてきた阪南大は7位から6位に順位を上げている。また、得点ランクのトップ争いも白熱しており、ここまでトップを独走していた阪南大の草野に対し、大体大の林も5試合連続ゴールで猛追。今節でともに19得点目を記録した。

　第3節の延期分は残り2試合が残っており、関西大対桃山学院大、びわこ成蹊スポーツ大対甲南大は、27、28日の第7節終了後の来週30日に行われる。




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