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緊張でもなく、余裕でもなく…湘南DF杉岡大暉「チームのために力を出せれば」

ゲキサカ / 2018年10月26日 18時41分

前日練習に励む湘南ベルマーレDF杉岡大暉

 プロ入りして初めて訪れたタイトル獲得のチャンスだが、「ちょっと固くなる部分はある」と緊張に襲われることも頭に入れつつ、「楽しみな部分もある」と前向きな気持ちは忘れず。湘南ベルマーレDF杉岡大暉は自然体で明日を待っている。

 昨シーズンに市立船橋高から加入し、高卒1年目はレギュラーとしてJ1昇格に貢献。今季は初めてのトップカテゴリで25試合に出場しており、指揮官から任された“ヤングキャプテン”という役職とともにチームに欠かせない地位を築いている。

 そんな20歳に、早くもJリーグタイトルを獲得する機会がやってきた。「たくさんの人が見てくれるチャンス。結果を出せばおのずと評価がついてくるので、チームのために力を出せれば」。普段どおりの肩の力を抜いた表現で意気込みを口にした。

 対戦相手の横浜FMはサイドバックが高い位置を取り、攻撃志向の強いチーム。左ウイングバックでの起用が目される杉岡は「攻撃が強いぶん、守備では空いているところがある。相手に攻撃参加させないことが一番の守備になる」と分析する。

 相手のボールポゼッションには、ボールの奪いどころを「ある程度確認はしている」と対策を示唆。「しっかりボールを奪えば、相手は(守備の)マネジメントができていないところもある。そこを突いて得点に結びつけたい」と狙いを見据え、攻めに出る気持ちを見せていた。

(取材・文 竹内達也)●ルヴァン杯2018特設ページ

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