[MOM2663]上田西DF藤田英輝(3年)_昨年度選手権後にCB専念。身を挺して守り、延長Vヘッド
ゲキサカ / 2018年10月29日 17時25分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.27 選手権長野県予選準決勝 松本一高 0-1(延長)上田西高 アルウィン]
FWとしてのプレーも可能なCBが、上田西高に待望の1点をもたらした。0-0の延長後半6分、上田西は右サイドからFW井出大輔(3年)がロングスロー。これを「前半から自分がポストプレーをして、クリアされていた。1回、自分がチャレンジしてゴールを狙ったら面白いんじゃないかと思って狙いました」というCB藤田英輝(3年)がニアサイドで頭に当て、ゴールを破った。
藤田は「自分が入れた瞬間、なかなか実感がわかなかったんですけれども、応援席が盛り上がってくれたので、自分の中でこみ上げるものがありました」。この選手権予選では初ゴール。それがチームを決勝へ導く決勝点となった。
一方で藤田は相手の183cmFWやトップ下の選手がスピードを活かして飛び出してくる松本一高の攻撃に対応。GK小山智仁(3年)やCB畑島卓真(1年)らとともに無失点を続けたことが、自らのゴールに繋がった。
昨年度の選手権はFW登録。わずかな時間だったが交代出場で全国のピッチも経験した。だが、「元々どっちもできる」という藤田は選手権後からCBに専念。チームの「最後のところで身体を挺してでも絶対にゴールだけは入れさせるな」という指導の中で、シュートが顔に当たってでもゴール前では相手の攻撃をブロックすることを徹底してきたという。この日は守備面で役割を果たした一方、相手ゴール前ではFWとしての経験を活かしたプレー。決勝点を決めた。
全国まであと1勝。179cmの高さを活かしたヘディングや身体を張ったプレー、コーチングでチームを支えるCBが、ポゼッションや鋭いカウンターなどの武器を持つ都市大塩尻高との決勝でもゴールを守り抜き、貴重な1点を狙う。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
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