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別メニュー調整続く郷家友太が“走った”歓喜の瞬間「チームに恩返しできたら」

ゲキサカ / 2018年10月31日 12時26分

U-20W杯出場決定を喜ぶMF郷家友太(神戸)

 U-19日本代表は30日、準決勝が行われるインドネシア・ボゴールの練習場でトレーニングを行った。チームを離脱したMF安部裕葵(鹿島)、MF藤本寛也(東京V)はきょう早朝の便で帰国。来年開催のU-20W杯出場を決めた準々決勝インドネシア戦(2-0)翌日にオフを挟み、雨の中で先発組9人と途中出場のFW斉藤光毅(横浜FCユース)が軽めの調整。MF郷家友太(神戸)は別メニューとなり、10人がミニゲームなどで約1時間調整した。

 北朝鮮戦、タイ戦にフル出場した主力の郷家は左下腿の違和感のため、大一番の準々決勝はベンチから見守った。別メニュー調整が続いていたが、試合終了の笛が鳴るとピッチに全力疾走。「歩いたら間に合わないので走りました(笑)」と歓喜の輪に加わった。

「みんながU-20W杯出場を決めてくれて僕にもチャンスをくれた。みんなに感謝しながら、優勝を目指してチームに恩返しできたらいいなと思います」。次なる目標は大会制覇だ。自身の経過は順調。勢いに乗るチームの一員としてピッチに立ちたい気持ちは高まり、「ウズウズしながら試合に出られるのを待っています」と出番を待ちわびている。

(取材・文 佐藤亜希子)
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