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無失点で“大一番”の抜擢に応えた小林友希「1試合も無駄にできない」

ゲキサカ / 2018年10月31日 5時0分

抜擢された大一番で実力を発揮したDF小林友希(神戸U-18)

 “大一番”に出番が巡ってきた。U-20W杯出場権を懸けた準々決勝インドネシア戦でセンターバックの一角を担ったのはDF小林友希(神戸U-18)だった。

 CBは橋岡大樹(浦和)の“相棒”を2000年生まれの小林、瀬古歩夢(C大阪U-18)、三國ケネディエブス(青森山田高)の高3トリオが争う。負傷が続いた小林は出遅れたが、消化試合となったイラク戦(5-0)に初先発。冷静に相手のシンプルな攻撃を跳ね返し、体を張ってシュートブロック。安定した守備力を発揮し、大会初の無失点に貢献した。

 影山雅永監督はイラク戦の出来を見て、「DFラインをコントロールして、1、2試合目の課題だったリスク管理を担っていたのは彼だった」と信頼を確かにし、決戦のピッチに小林を送り出した。

 6万人の大観衆が詰めかけた大一番。完全アウェーの空気にも臆せず、堂々のパフォーマンスを披露した。昨年10月にインドで行われたU-17W杯の国際経験は大きく、「緊張した中でどうすればいいパフォーマンスを発揮できるかはインドで経験できた」と気持ちを整えて試合に入った。

 後半は押し込まれる展開が続いたが、クレバーに状況を判断し、対人、ヘディングの強さを発揮。守備陣と息を合わせ、粘り強く相手の攻撃を跳ね返した。「試合の中でリーダーシップを持とう」と声を出し、DFラインをコントロール。攻め込む相手にラインを押し下げられ、「コンパクトにできたら相手の自由を奪えた」と反省も忘れないが、出場2試合を無失点に抑える結果を残した。

 無事にU-20W杯の出場が決まり、来年開催の大会出場に向けた新たなサバイバルレースが始まる。まだまだ進化の途中。残りの試合もアピールの場であり、成長速度を上げる貴重な経験の機会となる。まずは11月1日の準決勝へ、「ワールドユースに向けて1試合も無駄にできない」と意欲を燃やす。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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