鹿島、ホームで2発先勝!!悲願のアジア制覇&通算20冠に王手
ゲキサカ / 2018年11月3日 23時18分
[11.3 ACL決勝第1戦 鹿島2-0ペルセポリス カシマ]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は3日、決勝第1戦を行い、クラブ悲願のアジア制覇を目指す鹿島アントラーズはホームでペルセポリス(イラン)と対戦し、2-0で勝った。ともに初の決勝進出を果たした両チームによるファイナル第1ラウンドはホームの鹿島が先勝。初のACL制覇、主要タイトル通算20冠に王手をかけた。第2戦は10日にイラン・テヘランのアザディスタジアムで行われる。
鹿島は10月24日のACL準決勝第2戦・水原三星戦(3-3)から先発一人を変更。DF安西幸輝に代わり、インドネシアで開催されていたAFC U-19選手権から一足早く帰国したU-19日本代表FW安部裕葵がスタメン入りした。水原戦から先発9人を入れ替えて臨んだ10月31日のJ1C大阪戦(1-0)からはDF昌子源とGKクォン・スンテの2人のみが連続先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]
最初のチャンスをつくったのはアウェーのペルセポリス。前半4分、MFシアマク・ネマティの右クロスがニアサイドの密集を越えて中央のFWアリ・アリプールに渡る。決定的な場面だったが、アリプールのシュートは至近距離でDFチョン・スンヒョンが顔面でブロック。同6分にはPA左からのFKをMFアハマド・ヌーロラヒが右足で直接狙うが、クォン・スンテがかき出した。
序盤のピンチをしのいだ鹿島は落ち着きを取り戻し、徐々にペルセポリスを押し込んでいく。しかし、なかなか崩し切るまでには至らず、逆にペルセポリスの鋭いカウンターを浴びるシーンも。前半11分には速攻から抜け出しかけたMFバシャル・レサン・ボニャンを安部が後方から引き倒し、イエローカードを受けた。
じりじりとした膠着状態の中、前半22分には観客がピッチ内に乱入し、試合が一時中断。激戦に水を差されたが、鹿島は前半25分、PA左後方の位置からMFレオ・シルバがFKを蹴り込み、ファーサイドのDF西大伍が頭で落とす。FW鈴木優磨が振り向きざまに右足ボレーで合わせたが、惜しくもゴール左へ外れた。
前半31分にはスルーパスに抜け出したFWセルジーニョが決定機を迎えるが、右足のシュートはDFショジャー・ハリルザデーがスライディングタックルでブロック。同42分、セルジーニョの右クロスに合わせた安部のヘディングシュートも枠を捉えられず、前半はスコアレスで折り返した。
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