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初の全国選手権に王手!! 呉西の思いも背負う高岡一、V3王者・富山一との決勝へ:富山

ゲキサカ / 2018年11月3日 22時20分

 富山工は後半31分、相手の決定的なシュートをDF真木淳宏(3年)がゴールライン付近でクリアして難を逃れると、鋭い縦パスを次々に通して1点を狙う。だが、終盤はカウンターを受けつつ時間を使われ、攻めあぐねるシーンが続いたままタイムアップ。高岡一が2014年度大会以来、4年ぶりの決勝進出を決めた。

 松浦監督は試合後、劣勢となった後半について「もうちょっと幅を使った攻撃をしたかった」と振り返った。3点リードを保持したものの、終盤は足が止まって攻撃が停滞。「緊張が切れたところで奪い切れず、そのぶん走らないといけなくなった」と反省点を指摘しつつ、「最近は失点が続いていたので、ゼロでいけたのは良かった」と守備面の良化を前向きに捉えた。

 決勝の相手は3連覇中の富山一。「プレミアリーグで戦っているので、駆け引きはさらに高いレベル」とリスペクトは隠さず、「自分たちも決勝に向けて残しているところがある」と秘策も示唆。「負けず嫌いなヤツが多いし、怯んだりすることはない。むしろ、みんなやってやろうと思っている」と選手たちを信じ、初めての“冬の全国”をかけて戦う大一番を見据えた。

 なお、高岡一が県選手権制覇を果たせば、同高史上初の偉業というだけでなく、呉西勢としては1994年度の伏木高以来24年ぶりという快挙となる。「ずっと呉東のチームが全国に出ていて、富山一高はプレミアリーグにも行っている。そこで呉西のチームが全国に行ったらきっと盛り上がると思う」と述べたのは隣町・砺波市育ちの大矢達。1週間後に控える頂上決戦では地域の思いもぶつける構えだ。

(取材・文 竹内達也)●【特設】高校選手権2018

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