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PK戦で夏の優勝校突破!長崎南山が3年ぶりの決勝進出:長崎

ゲキサカ / 2018年11月6日 20時12分

 同点で迎えた後半、サイド攻撃から藤本がフィニッシュまで持ち込む長崎日大に対し、長崎南山は正確なカウンターからゴール前のシーンを作り出す。後半半ばを過ぎると互いに足を攣らせる選手が出るなどゲームのテンポが落ちたが、終盤へ向けてオープンな展開に。長崎南山は前半に負傷したチームリーダー・CB水口洸(3年)が後半27分に交代するアクシデントがあったが、左SBからCBへ移動した木森玲雄(3年)と1年生CB浦達章が最終ラインの中央で粘り強く守り、攻撃でも交代出場したパワフルFW楠本大輔(3年)が幾度か局面を破りかける。

 1-1のまま突入した延長後半、互いにビッグチャンスを作ったものの、決められずにPK戦へ突入。熱戦は新人戦2回戦での対戦同様に、長崎南山がPK戦の末に勝ち上がった。今年の長崎南山は優勝した15年度以来、3年ぶりにキャプテン2人制を採用。インターハイ予選後に主力2人を含む3年生たちが勉学に専念するために引退したが、小畑と水口のリーダー2人をはじめ、残った15人の3年生を中心に「今年のチームの3年生は全体的に仲良かったので、苦しい試合でも最後まで頑張ろうとやって来れた」(緒方)という。特別な個はいないかもしれないが、まとまりの良さと、運動量などの特長を発揮することで勝ち上がってきている。

 3年ぶりの決勝進出。全国切符を懸けた対戦相手は、昨年度全国8強の強豪・長崎総科大附だが、田中は「日本代表もいて強いと思うんですけれども、チーム一丸となって優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。相手の迫力ある攻守に対して粘り強い戦いで勝負し、代表切符を引き寄せる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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