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「チャレンジャー」「絶対謙虚」。立ち向かう姿勢持って戦う桐光学園が4-0で神奈川準決勝突破!

ゲキサカ / 2018年11月5日 10時4分

 東海大相模は直後に中山を投入したが、次の1点も桐光学園が奪う。15分、右サイドのFW敷野智大(3年)からパスを受けた西川が素早く左中間でフリーの西牧へ展開。このパスをコントロールした西牧が切り返しから右足シュートをねじ込み、3点差とした。

 反撃したい東海大相模だが、有馬が負傷交代するアクシデント。その中で中山がピンポイントのラストパスや展開、そして自らシュートへ持ち込む動きで攻撃を活性化する。だが、中山のシュートは桐光学園の好守の前に阻まれ、FW横山翔大(3年)の左足シュートもわずかに枠右へ外れるなど追撃することができない。

 逆に桐光学園は35分、縦パスでDFよりも一瞬速くPAへ飛び出した西川がファウルを受ける形でPKを獲得。これを自ら左足で決めて勝負を決定づけた。桐光学園の鈴木監督は4得点よりもCB望月駿介主将(3年)を中心に無失点で終えた守備を高く評価。岡は「自分たちはチャレンジャーなので、去年の決勝で負けた分も、インターハイ予選の決勝で負けた分も自分たちが全国出るんだという強い気持ちを持って、チーム全体守備からというところとチャレンジャーという気持ちを持って意識を共通できたのが4-0という結果に繋がったと思います」と頷いた。

 自分たちはチャレンジャー。その立ち位置をチーム全員が共通認識している。昨年度の選手権予選は準優勝。今年のインターハイは神奈川2位での出場で、全国大会も決勝で敗れている。西川は「去年も決勝で敗れたり、夏も2位。しっかり謙虚な気持ちを持って、今はその意識をみんなが持っている」と説明した。今大会、初戦から湘南工科大附高、日大藤沢、東海大相模といずれも決勝戦のようなカードを勝ち上がってきた桐光学園は、また謙虚な姿勢を持って一週間準備をする。

 決勝の対戦相手はインターハイ予選決勝で敗れている三浦学苑。岡は「自分たちはチャレンジャーなので、インターハイ予選の決勝も三浦に負けていてその面では絶対に勝たないといけない相手なので、必ず倒して絶対に全国に出たいと思っています」と誓った。決勝戦も変わらぬ姿勢で立ち向かい、必ず勝つ。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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