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インハイ優秀選手の俊足FWウォー・モハメッド、「いつも以上」の献身で三浦学苑の決勝進出に貢献

ゲキサカ / 2018年11月5日 22時0分

三浦学苑高の俊足FWウォー・モハメッド

[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 三浦学苑高 3-1 横浜創英高 等々力]

 三浦学苑高の枝村隼人監督はFWウォー・モハメッド(3年)とFW川上渚(3年)の俊足2トップについて、「献身的に毎回やってくれる。後ろも助かっていると思う」とその献身的な攻守を讃える。

 この日もボールを支配して攻めようとする横浜創英高に対し、彼らが前線から繰り返しプレッシング。ウォーは「創英はビルドアップからリズムを作ってくるチームなので、いつも以上に前線からプレスをかけて相手のリズムを乗せないように意識していました」と説明していたが、彼らの献身的な動きが相手の攻撃のリズムを崩す要因になっていた。

 ウォーは前半38分に前線での空中戦で競り勝ち、MF杉山十椰(3年)のPK獲得に繋げた。また、味方のポゼッションにしっかり絡み、相手のマークをズラす上手さも発揮。本人は後半にあったシュートチャンスを活かせなかったことを悔しがっていたが、それでも勝利に貢献した一人だったことは間違いない。

 セネガル人の父と日本人の母を持つウォーは、インターハイでそのスピードを活かした抜け出しに幾度も成功。同大会では無得点ながらも大会優秀選手に選出された。「自分の長所がインターハイではよく出たので、その面では自信が出た。(ただし)最近裏に抜け出すプレーが少なくなっているので増やしたい」。神奈川県内では抜け出す動きがかなり警戒されている。この日もその数を十分には増やせなかったが、決勝ではその警戒を上回って得点を決める意気込みだ。

「FWは点決めてチームを勝たせる役目だと思っている」。決勝で対戦する桐光学園高とはインターハイ予選の決勝でも対戦し、ウォーの決勝点によって1-0で勝利している。俊足ストライカーが再び貴重なゴールを決めて、三浦学苑を初の選手権へと導く。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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