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「もし俺が25歳だったらって想像してみろよ」イブラヒモビッチ、プレミアの“過大評価”に疑問

ゲキサカ / 2018年11月6日 23時25分

プレミアリーグのレベルに疑問を投げかけたFWズラタン・イブラヒモビッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)

 ロサンゼルス・ギャラクシーFWズラタン・イブラヒモビッチが、イングランド・プレミアリーグのレベルについて「過大評価されている」と私見を述べた。サッカー専門メディア『フォー・フォー・トゥー』のインタビュー内容を『ESPN』が報じている。

 現在はアメリカで活躍するイブラヒモビッチは2016年から19か月間にわたって、マンチェスター・ユナイテッドに在籍していた。大半の時間は深刻な膝の怪我と向き合うことになったが、すべての大会を合わせて53試合に出場し、29ゴールを決めた。

 イブラヒモビッチによればマンチェスター・Uに行く前、多くの人が移籍を止めたという。「みんなイングランドに行く必要はないと行っていた。もしイングランドで失敗すれば、落ちこぼれの烙印を押されるってな」。だがあえて移籍をしたイブラヒモビッチはそうした助言が間違っていることを証明した。

「あらゆる人が俺の決断に反対したよ。だが実際はどうだ? むしろそういう“助言”が俺をやる気にさせたんだ。アドレナリンがドバドバ出たよ。俺はプレミアリーグが好きだ。めちゃくちゃモチベーションが高いし、なんたって面白いからね」

 もっとも、リーグのレベルはその名声ほどではなかったと考えている。

「多くの注目を集めているリーグでもある。だけどレベルについては少しばかり過大評価されていると感じている。個人の質とかテクニックの部分でね。とはいえリズムは速い。たとえ最高のコンディションでも、あそこのリズムやペースに飲み込まれたら、成功することはできない。とにかくペースがすさまじく速いんだ」

 移籍を「正しい決断」だったと振り返るイブラヒモビッチにとって、19か月間はかけがえのない時間だったようだ。

「すばらしい思い出だったよ。これからもユナイテッドのことを忘れることはない。サポーターもすばらしくて、どこに行っても赤いユニフォームを見ることができた。自分のキャリアのなかでもとても大切な時間だった」

 それでもズラタン節は健在だ。

「前から言っているように、10年前に俺がイングランドに行ってなくてみんな運がよかったよな。35歳であれだけやれたんだ。もし俺が25歳だったらと想像してみろよ。まったく違った展開になっていたはずだ」と述べれば、「俺がイングランドに行ったとき、連中は俺が車椅子にでも乗っているかのように話していた。イングランド中でそう言われてたんだぜ。だから俺が連中を車椅子に乗せてやったんだよ」と強気に語っている。
●プレミアリーグ2018-19特集

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