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「点数を決めるのは自分の役割」松陽の“切り札”FW田添が後半ATに劇的同点弾!

ゲキサカ / 2018年11月9日 0時28分

後半アディショナルタイム、松陽高FW田添有真(左から2人目)が劇的な同点ゴール

[11.8 選手権鹿児島県予選準々決勝 鹿児島高 1-1(PK3-4)松陽高 桷志田サッカー競技場]

 “切り札”の今大会初ゴールが「打倒私立」に燃える公立校・松陽を救った。

 後半アディショナルタイム、松陽高は右CKをファーサイドで折り返した後の混戦から交代出場FW田添有真(3年)が頭で同点ゴールを押し込んだ。“ラストチャンス”とも言える状況。勝利への執念を見せる松陽の選手たちがゴール前の攻防で2回、3回と連続して先にボールに触り、田添が劇的な1点をもぎ取った。

 田添は「いいボールが折り返されたので。こぼれた時に自分がいいポジションでシュート打てるように、しっかり引いてポジションを取ってシュートに備えました。1、2回戦でチームのみんなに助けられて、自分は何もできていなくて……こういう大一番で自分が試合を決めたいと思っていた」。周囲に感謝しながら、自身の今大会初ゴールを喜んでいた。

 得点力と相手を振り切るスピードが持ち味の“切り札”はこの試合、0-0の後半27分から出場。チームは田添投入直後に失点し、田添自身も30分に迎えたチャンスを活かすことができなかった。

 それでも、「後半に自分が入って点数を決めるのは自分の役割だと思っていて、毎試合そういう時に自分が入るので、常に自分が終わらせるんだという気持ちを持って臨んでいます」というFWは、自分の役割であるゴールを目指し続けて土壇場でチームを救った。

 私立の強豪・鹿児島高を撃破。次戦は全国出場7回の強敵・鹿児島城西高との準決勝だ。「きょうみたいに厳しい試合になる。きょうみたいに試合を決めるつもりで行きたいと思っています」という田添が再びゴールを決めてチームを勝たせる。
 
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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