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イニエスタ&トーレスのJ初対決はスコアレス…両チームとも好機生かせず

ゲキサカ / 2018年11月10日 15時58分

神戸の攻撃を組み立てたMFアンドレス・イニエスタ

[11.10 J1第32節 神戸0-0鳥栖 ノエスタ]

 J1第32節が10日に開催され、11位ヴィッセル神戸はホームで16位サガン鳥栖と0-0で引き分けた。

 元スペイン代表の神戸MFアンドレス・イニエスタと鳥栖FWフェルナンド・トーレスによるJリーグ初対決としても注目された一戦。両選手はそろって先発出場し、神戸は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、鳥栖はF・トーレスがキャプテンマークを巻いた。

 神戸はボールを支配しながらも、鳥栖の守備を前に攻めあぐねる展開。前半28分にポドルスキがPA手前中央から右足でシュートを打つが、GK権田修一にキャッチされる。続けて同30分、ポドルスキとのパス交換からイニエスタがPA手前左で左足を振り抜く。しかし、ゴール右に外れた。

 前半37分には左サイドの深い位置でFKを獲得し、キッカーのMF藤田直之が右足でクロスを送る。PA内右で待ち構えていたポドルスキが左足のボレーで合わせると、ゴール前のMF高橋秀人が体でブロック。左腕付近に当たったようにも見え、神戸の選手たちはハンドをアピールしたが、PK獲得とはならなかった。

 ハーフタイム明けからも攻勢を仕掛ける神戸。後半18分、左サイドのイニエスタが浮き球のパスを出し、PA内左に走り込んだMF三田啓貴がワンタッチで落とす。これに反応したポドルスキが左足で合わせるも、シュートは左ポストを直撃した。

 鳥栖も直後の後半20分、PA手前中央のFW金崎夢生が右足で強烈なシュートを見舞うが、惜しくもゴール右に外れて先制とはならず。同26分にはF・トーレスがFW田川亨介との交代で下がり、リーグ戦2試合ぶりの得点はお預けとなった。

 その後もスコアは動かず、0-0のまま試合終了。神戸は7月以来の連勝を逃した。一方、鳥栖も今季初の3連勝とはならなかったが、他会場で敗れた名古屋を抜き、残留圏内の15位に浮上している。
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