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中京大中京の猛攻耐え抜いた名古屋、“風”を生かして史上初の決勝進出:愛知

ゲキサカ / 2018年11月10日 20時3分

 中京大中京は終盤に入り、DF村上悠(2年)をキッカーとするセットプレー攻勢をスタート。だが、名古屋はDF杉本遥平(3年)を中心に空中戦で跳ね返し続ける。同アディショナルタイムには、中京大中京GK吉田ディアンジェロ(3年)も攻撃に参加。最後の猛攻をしかけたが、村上の左CKを木村がキャッチし、そこでタイムアップ。2年連続の全国行きは果たせなかった。

 名古屋を初の決勝進出に導いた山田監督は試合後、コイントスでのコート選択を勝因の一つに挙げた。「風の影響が大きかったですね。前半は風下を取れという話は試合前にもしていて、もし1点が取れていなかったとしてもいけると思っていた。相手も後半は押せ押せだったので、コートが逆だったら守れていたか分からない」と率直に語った。

 とはいえ、風下の前半も劣勢にこそなっていたものの、何本もの縦パスを入れて着実に前進する攻撃が目を引いた。その秘訣は練習で重点的に取り組んでいる「鳥かごでのボール回し、いわゆるロンド」。相手のスペースに入り、プレスから抜け出し、ボールを失った瞬間に奪い返すという習慣づけは、すべて鳥かごトレーニングの賜物だという。

 また、終盤の守勢では「うちの強みは後ろの安定感。あそこは安心して見ていられる」と心配なし。準決勝では豊川高を下して初の4強を決め、準決勝では昨冬の代表校である中京大中京を下しての決勝進出。「手綱を締めるでもなく、『このまま行ってしまえ』という思いで1週間やっていきたい」(山田監督)とこの勢いそのままに初の全国へと駆け抜けていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)●【特設】高校選手権2018

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