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インハイ王者敗退の山梨、日本航空が6年ぶりの全国へ!

ゲキサカ / 2018年11月11日 5時39分

 後半32分、日本航空は左サイドからコンビネーションによる崩し。MF中島偉吹(3年)のスルーパスから中へ切れ込んだ交代出場DF加藤祥真(3年)が、粘って後方の味方へ繋ぐ。これを坂本が狙いすました右足インサイドシュートで右隅を破って2-0。この後、着実に時間を削った日本航空が全国出場を勝ち取った。

 試合直後、「今年、苦しかった」と語った仲田監督の目から涙が溢れ出る。新チームのスタートからなかなか結果の出なかったチームはインターハイ予選準決勝で山梨学院高に0-2で敗戦。ただし、試合内容は悪くなく、山梨学院が全国制覇したことでそれは手応えに変わった。

 12年度の全国初出場時は“蝶のように舞い、蜂のように刺す”のモットーを体現するような華麗なポゼッションサッカーだった。だが、今年の日本航空がこだわったのは、みんなが自覚、責任、誇りを持ってひたむきにハードワークを続け、戦い続けること。決勝でも飾ることなく、自分たちがやるべきことを貫いて優勝した。

 師岡は「(仲田監督から)応援組の3年生の姿だったり、(6年前)選手権行った時の代によく似ていると言われていた。3年生全員で勝ちに来た」ことを説明する。指揮官も「生徒たちの素直さ。それに尽きると思います」と讃える世代が、夏に全国制覇を果たした山梨県の代表校として選手権に臨む。塚越は「(インターハイ優勝の)山梨学院は刺激になって、逆に日本一は遠くないと思った。代表として誇りをもっていきたい」。まずは選手権初勝利が目標。そして、一戦一戦勝ち続けて、夏の山梨学院に続く。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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