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スパイクマイスターKoheiがアディダス『COPA 19』のテクノロジーを徹底解説!フュージョンスキンって何?

ゲキサカ / 2018年11月13日 15時10分

 フュージョンスキンテクノロジーだけに留まらず、プレミアムカンガルーレザーの内部には“フォームパッド”を内蔵。スーパーソフトフォーム材をプレミアムカンガルーレザーのアッパーに内蔵することで上質なカンガルー皮革本来の柔軟性やしなやかさにプラスして、フォーム材によるソフトさやクッション性が組み合わさり、今までにない独特な柔らかさを実現したアッパーに進化している。アッパーはとにかく柔らかだが、ただ単に柔らかいだけではない。プレミアムカンガルーレザーの柔らかさ、そして、フォームパッドの柔らかさ、それが融合しさらにフュージョンスキンテクノロジーも採用されていることで『コパ19』でしか得ることができない感触を生み出してくれる。それによって、繊細で柔らかなボールタッチ性を発揮しながらボールが足に吸い付くようなボールクッション性ももたらし、シームレス設計によって繋ぎ目がボールタッチ時に邪魔になったりすることがない、革新的なボールタッチを可能にする。それはまさに“神タッチ”と言えるだろう。

 そして、さらにプレミアムカンガルーレザーに特殊なコーティング加工を施すことで撥水性を向上。従来モデルとの比較で吸水率を約40%低減し、雨天時などにおけるシューズ内の不快感の軽減に貢献する。「鬼フィット。神タッチ。」という面を追求しながらそこにさらに「撥水性」という機能も追加し大幅な進化を遂げた。まさに“鬼と神に金棒”だ。

 アッパー前足部エリアには内部にソフトなフォームパッドが内蔵されているが、アッパーの中足部から後足部にはやや硬度のある保形性を備えたフォーム材が内蔵されており、足全体を包み込むフィット性を実現しながら中足部から後足部は的確な安定性をもたらすことを可能にしている。これによって、抜群のフィット感と安定した履き心地が両立される、抜かりないアッパー設計を実現。

 『コパ19』では新たにレースレス(紐なし)モデルの『COPA(コパ) 19+ FG/AG』(定価33,000円)が登場したのは注目ポイントだ。『コパ』シリーズとしては初となるレースレス構造を採用したモデルが登場し、レースレス、プレミアムカンガルーレザー、ニット、フュージョンスキンテクノロジーが一体となることで足全体を一切の隙間なく包み込んでフィットするスパイクに仕上がっている。また、レースレスモデルではアウトサイド側にスリーストライプスが無い、斬新なデザインを採用。これは新しいフュージョンスキンテクノロジー、新しいマテリアル、『コパ』シリーズとしては初となるレースレスモデルという、その革新性をより強く印象付けるためにあえてアウトサイド側にスリーストライプスを採用しなかったとのこと。確かに今までのアディダスのサッカースパイクとは一風変わったフォルム、ビジュアルになっており、従来のスパイクとは違う、まったく新しいスパイクが登場したというのが一目で分かる。

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