“スーパーサブ”が逆転V弾!ドルトムントが宿敵バイエルン撃破、デア・クラシカー制して無敗維持
ゲキサカ / 2018年11月11日 9時7分
[11.10 ブンデスリーガ第11節 ドルトムント3-2バイエルン]
ブンデスリーガは10日、第11節を行った。ジグナル・イドゥナ・パルクではドルトムントとバイエルンが対戦し、FWパコ・アルカセルの決勝点によりドルトムントが3-2で“デア・クラシカー”を制した。なお、MF香川真司はベンチ入りしなかった。
7勝3分で首位に立つドルトムントと、6勝2分2敗で3位につけるバイエルンによる伝統のダービーマッチは、前半26分にスコアが動く。左右に揺さぶったバイエルンは、右サイドからMFセルジュ・ニャブリが上げたクロスをFWロベルト・レワンドフスキが頭で合わせ、先制点。6連覇中のドイツ王者が先手を取った。
1点ビハインドのドルトムントは後半4分、MFマルコ・ロイスがGKマヌエル・ノイアーに倒されてPKを獲得。これをロイス自らゴール右に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。しかし、バイエルンは7分、PA右深くからFWトーマス・ミュラーがマイナスに折り返すと、ニャブリがヒールでつないでDFジョシュア・キミッヒが浮かしたボールをレワンドフスキが頭で押し込み、2-1と勝ち越した。
今季無敗のドルトムントは、後半14分にMFマリオ・ゲッツェに代えてP・アルカセルを投入。攻勢を強めると、22分に再び追いつく。右サイドからDFルーカス・ピシュチェクが低い弾道のクロスを供給し、ロイスが右足ダイレクトで完璧に合わせて2-2。28分には、カウンターからMFアクセル・ビツェルのパスで抜け出したP・アルカセルがGKノイアーとの1対1を制し、3-2で逆転した。
今夏加入のP・アルカセルは、この試合を含めてリーグ戦6試合に出場も先発はわずか2試合。だが、8ゴールを挙げており、圧倒的な決定力を誇っている。3-2で逃げ切ったドルトムントは8勝3分で首位をキープ。3位バイエルンとの勝ち点差を「7」に広げた。
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