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献身と鉄壁守備の大阪学院が履正社撃破!全5試合無失点で11年ぶりの大阪決勝進出!

ゲキサカ / 2018年12月2日 0時10分

 後半、履正社はMF赤井瞭太(1年)やMF笹尾拓斗(2年)が相手DFの間に入ってボールを受け、バイタルエリアやサイドを崩しにかかる。だが、ボールこそ動いていたものの、戻りの速い大阪学院の前に侵入して行くことができず、最後の局面でのミスもあった。選手交代やCB水口湧斗主将(3年)を前線に上げてのパワープレーも活かすことができず。平野直樹監督が「苦しい時に人任せにしている」と指摘したように、課題となっていた逆境を跳ね返す力を発揮できなかった。

 逆に大阪学院は39分、カウンターから左サイドへ攻め込み、カットインした原が右足シュート。これは履正社GK岩本凱聖(2年)にファインセーブされたが、こぼれ球を田中が押し込んで勝負を決定づけた。このまま試合終了。準々決勝でインターハイ予選優勝校の関西大北陽高を破った大阪学院が、プリンスリーグ勢の履正社も下して決勝へ駒を進めた。

 大阪学院の山田は白星を引き寄せた要因について、「80分全員で集中して、最後シュートのところで身体を張ったり、全員で粘り強くやれたと思います。全員で走って、全員でハードワークしてやれていると思います」とコメント。そして笹岡は「ここまで来たら決勝も勝って全国に出たいです。決勝ではDFライン、チーム一丸となって無失点で抑えて、あとは得点して勝ちたいです」と誓った。

 07年以来となる決勝進出。PK戦で敗退した昨年やその前の世代の無念も知る選手たちが、その思いも背負って戦い、211校・210チームが争った激戦区・大阪の頂点に立つ。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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