「力がない」鹿島学園だが“5度目の涙”は流さない…古河一の粘り振り切り2年ぶり決勝へ:茨城
ゲキサカ / 2018年11月11日 23時19分
[11.11 選手権茨城県予選準決勝 古河一1-2鹿島学園 カシマ]
高校選手権茨城県予選の準決勝が11日にカシマスタジアムで行われ、鹿島学園高が古河一高を2-1で下し、2年ぶりとなる決勝へと勝ち上がった。18日の決勝は明秀日立高との対戦になる。
鹿島学園にとっては一週間前のデジャブのような試合になった。前半16分、CKの流れから相手のクリアミスをMF仲佐友希(2年)が頭で押し込んで先制に成功。直後の同20分にはFW金原朝陽が自ら得たPKを決める。4日の準々決勝の水戸一戦と同じように、前半だけで2点のリードを奪うことに成功した。
だが後半の展開も同じようになってしまう。鈴木雅人監督も「いいのか悪いのか分からない」と前半の連続ゴールによる期の緩みを嘆いたように、劣勢を強いられる。後半20分にFW菅谷紀弘(3年)に許したシュートはクロスバーに救われたが、同28分、CKからFW高島優人(3年)に頭で決められ、1点差に詰め寄られてしまう。2-1で逃げ切ったが、1週間前と同じ結果となった。
2年ぶりの決勝に進んだ鹿島学園だが、鈴木監督によると、「今年のチームは力がない」のだという。確かに2年前は東京五輪のエース候補であるFW上田綺世(現法大)を擁しており、タレントレベルは全国屈指にあった。
ただだからと言って、簡単に白旗を上げるつもりはない。「去年から戦力が充実している」と決勝の相手である明秀日立を認めるものの、「無理じゃないということを証明できるように頑張りたい」と意気込む。今年度の対戦は、新人戦の準決勝、総体予選決勝、そして県リーグの2戦とすべて敗戦。「雨でも降らないかな?」と冗談めかしに話した指揮官だが、5度目の涙を流すつもりはもちろん、ない。
(取材・文 児玉幸洋)●【特設】高校選手権2018
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
地元開催の「神栖ワールドユースフットボール」で意地の同点弾。明秀日立MF柴田健成は選手権、大学へ向けて夏のレベルアップ誓う
ゲキサカ / 2024年7月15日 2時55分
-
[総体]茨城決勝、鹿島学園FW山本が圧巻の突破から先制アシスト(5枚)
ゲキサカ / 2024年7月5日 2時36分
-
[総体]茨城決勝、鹿島学園は準決勝欠場のMF山入端が先制点。左SB清水はスーパーミドルで追加点(15枚)
ゲキサカ / 2024年7月5日 2時30分
-
明秀日立はシュート数12-3も茨城決勝で敗退。選手の最大限を伸ばしながら、秋のリベンジへ向かう
ゲキサカ / 2024年6月17日 13時46分
-
鹿島学園MF山入端琉海が茨城決勝で先制ゴール!準決勝欠場も「自分が点取ってチームを勝たせる」の思いで大仕事
ゲキサカ / 2024年6月16日 20時19分
ランキング
-
1古江彩佳のメジャー初制覇に解説・岡本綾子が声詰まらせ…ねぎらいの声掛けに古江も涙
スポニチアネックス / 2024年7月14日 23時43分
-
2大谷翔平、また発覚した新たな“史上初” 米唖然、前半戦で到達した異次元の領域
Full-Count / 2024年7月16日 10時56分
-
3体操・宮川紗江が現役引退発表、今後は「最高で最強の指導者に」 リオ五輪代表、18年にはパワハラ告発
スポニチアネックス / 2024年7月15日 23時23分
-
416歳久保凛、800m日本新で判明した“もう一つの事実”に衝撃「異次元すぎ」「これってつまり…」
THE ANSWER / 2024年7月16日 10時3分
-
5巨人-阪神OB戦に「松井秀喜も呼びたかった」 大盛況で高まる需要…清原氏待望論も
Full-Count / 2024年7月16日 14時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)