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メッシ復帰のバルセロナ、カンプ・ノウで敗れる…乾出場のベティスが4発白星!!

ゲキサカ / 2018年11月12日 7時57分

ゴールを決めて喜ぶベティスFWホアキン・サンチェス

[11.11 リーガ・エスパニョーラ第12節 バルセロナ3-4ベティス]

 リーガ・エスパニョーラは11日、第12節を各地で行い、MF乾貴士所属のベティスが敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦した。前半のうちに2点を奪うと、追われながらも突き放し続けて4-3で勝利。ベンチ入りした乾は後半41分から投入され、歓喜の瞬間をピッチで迎えた。

 首位のバルセロナは終了間際の2ゴールで逆転勝ちした前節ラージョ戦(○3-2)からスタメン2人を変更。右腕骨折したFWリオネル・メッシが3試合ぶりに復帰し、FWマウコムは今季初先発を果たした。対するベティスはUEFAヨーロッパリーグ(EL)のミラン戦(△1-1)から中2日での一戦。かつてカンプ・ノウで1試合2得点を記録した乾はベンチスタートとなった。

 戦前の予想に反し、先にスコアを動かしたのはベティスだった。前半20分、MFウィリアン・カルバリョのミドルパスにDFジュニオール・フィルポが左サイドを抜け出すと、勢いそのままにPA内に侵入。カバーリングに入ったDFセルジ・ロベルトをドリブルではがし、カットインからのシュートでニアポスト際を撃ち抜いた。

 その後もベティスのペース。前半29分、MFクリスティアン・テージョのシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがビッグセーブを見せたが、同34分にリードが広がった。左を抜け出したJ・フィルポのクロスはファーに流れるも、フリーのテージョが再びクロス。FWホアキン・サンチェスが落ち着いて合わせた。

 前半は良いところがなかったバルセロナは後半スタートでMFアルトゥールに代わってMFアルトゥーロ・ビダルを投入。勢いよく試合に入ると、同3分にMFセルヒオ・ブスケツのパスからメッシが狙い、ボールは左ポスト脇をかすめた。カウンターを狙うベティスはテージョを中心に攻め込むも、DFジョルディ・アルバのブロックにも遭って得点を重ねられない。

 するとバルセロナは後半21分、メッシとのワンツーでPA内に潜り込んだJ・アルバがテージョに倒されてPKを獲得。同23分、これをメッシが右に蹴り込み、ようやく1点を返した。ところが同26分、ベティスはPA右寄りで前を向いたFWジオバニ・ロ・チェルソのシュートをテア・シュテーゲンが後逸。そのままネットに吸い込まれ、再び2点差となった。

 バルセロナは後半35分、メッシのスルーパスに途中出場のFWムニル・エル・ハダディが抜け出し、ビダルへの横パスが通って1点を返す。ところが同37分、MFイバン・ラキティッチが2枚目のイエローカードを受けて退場すると、直後にベティスがMFセルヒオ・カナレスのゴールで突き放した。

 後半41分、ベティスはロ・チェルソに代わって乾が投入され、リーグ戦では第9節バジャドリー戦以来3試合ぶりの出場となった。バルセロナは同アディショナルタイム、うまく最終ラインと駆け引きしたメッシが再び1点を加えたが、反撃はここまで。公式戦10試合ぶりの敗戦を喫したバルセロナは次節、2位アトレティコ・マドリーとの首位決戦に臨む。
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
●海外組ガイド

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