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こちらも全4試合無失点。「集団で守る」東海大仰星がプレミア勢突破し、大阪決勝進出!

ゲキサカ / 2018年11月13日 19時21分

 阪南大高は37分に和田が気迫の突破からシュートを放つが、GK正面。東が「戦術や誰がどうだろうと、一人のミスをみんなでカバーすることを意識しています。一人ひとりじゃなくて、集団で守るというところが仰星なので仲間を信じて守り抜くことができました」という東海大仰星の堅守は最後まで揺るがず、1年前にPK戦で散った準決勝を突破した。

 東海大仰星は2年前、全国大会で東福岡高などを破ってベスト4。その登録メンバーだった藤川は「自分たちの代は全国に行った2年前の代も見ていますし、去年ベスト4で負けた代も見ている。両方を見ている代としての責任感、使命感を個人個人が持っていると思います。去年行けなかったのは何かが足りなかったからで。その何かが明確には分かっていませんけれども、去年、一昨年よりもクオリティは高く、そして運動量は多くということを意識してやっています」と語る。先輩たちから学び、受け継いできたものは彼らの大きな武器だ。中務監督はここへ来て、選手たちの「気づき」「積極性」の部分が変化してきていることを口にしていた。

 東海大仰星はプリンスリーグ関西15試合でリーグ最少の10失点。今大会もPK戦までもつれ込んだ初戦から無失点を継続している。決勝で対戦する大阪学院も今大会無失点。堅守の両チームによる大阪ナンバー1決定戦となった。自分たちの強みで負ける訳にはいかない。「全員が勝つ、という気持ちが強い」(藤川)、「勘違いせずに決勝戦でも堂々とプレーしたい」(東)という東海大仰星が積み上げてきたもの、そして堅守を発揮し、全国切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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