[MOM2701]高川学園DF田近洸貴(3年)_得点を奪うためにCBからボランチへ、そして延長V弾!
ゲキサカ / 2018年11月12日 14時20分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権山口県予選準決勝 高川学園高 1-0(延長) 聖光高 県立おのだサッカー交流公園サッカー場]
圧倒的にボールを支配しながらも聖光高の堅守を崩せずにいた高川学園高に、待望の先制点をもたらした。0-0で迎えた延長前半8分、ゴール前のこぼれ球がファーサイドに流れ、DF末次章悟(3年)がダイレクトで折り返したところに、DF田近洸貴(3年)が飛び込む。「ファーサイドに流れたときは折り返し、という練習をずっとやってきたので、絶対に来ると信じていた」という動きからネットを揺らし、結局これが決勝点となって、高川学園を3年連続の決勝に導いた。
持ち味である予測力を生かしたカバーリングで最終ラインを統率し、ボールポゼッションの起点ともなるCBだが、この日は後半途中からMF内田裕也(2年)とポジションを入れ替え、ボランチに上がってプレー。「得点が欲しいときは自分が高い位置を取り、攻撃的にプレーしている」と語り、江本孝監督も「自分たちで判断してやっていた」と振り返ったように、ピッチ内での選手同士の判断によるポジションチェンジだった。
「自分たちがボールを保持して、相手が守る時間が長い中で、連係での崩しなどで、もっとアイディアが出ていればよかった」と反省点を口にしたが、最後は自らの得点で決着をつけた。それでも「もっとうまく攻撃ができないと、決勝も勝てない。試合までに高めていきたい」と気持ちを引き締める。
昨年度は新人戦、全国総体、選手権の県内3冠を獲得し、全国大会でも1勝ずつ。春に田近が語っていた「昨年度の結果を上回りたい」との意気込みは、全国総体では2勝を挙げて実を結んだ。次は選手権で昨年度を上回るために、「誰が得点を決めるとしても、チームが勝つことが大事」。まずは18日の決勝で西京高を下し、県内最多を更新する25回目の出場を果たす。
(取材・文 石倉利英) ●【特設】高校選手権2018
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