[MOM2704]那覇西MF金城竜馬(3年)_逆境乗り越えながら深めて来た自信。「持っている」アタッカーに
ゲキサカ / 2018年11月12日 17時35分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.10 選手権沖縄県予選決勝 那覇西高2-1(延長)西原高 南風原町黄金森公園陸上競技場]
決勝という緊張感が漂う中、均衡を打破したのが左サイドハーフを務めた那覇西高MF金城竜馬(3年)だった。
「練習の時から(FW高良)竜太郎や(MF宮国)永遠からのボールを受け取ってからのシュートが形として出来上がっていた。なので、その二人がボールを繋ぐ形でゴール前を攻め上がってきた瞬間、必ず僕のところにボールが回ってくると思ってました」。
前半38分、那覇西の攻撃のポイントでもある右サイドから宮国が高良に縦パスを送ると、躊躇することなくワンタッチで金城の足元に。「冷静に決めるだけでした」と話す金城の思惑通り、先制ゴールは幾度となく練習で培ってきた3人の協和によって生み出された。
裏に抜けるドリブルと縦への一瞬のスピードが持ち味の金城は左SHでプレーするもシュートに対する意識も強く、ヘディングやワンタッチゴーラーとしての意識も強い。今大会3ゴールを決めた金城は「満足はしてない」と話すも、準決勝の前原高戦では延長戦で決勝ゴールを生み出しチームの窮地を救った。
「新人戦とインターハイの時はFWでプレーしながら無得点に終わって、自分自身『何やってるんだ』という感じだった。でも、今回は良いところで決めることができて、『持ってるな』という感じを覚えた。この感覚を全国でもつなげていきたい」。
逆境を乗り越えながら自信を深めてきた金城はゴールを決めるたび、ロナウドポーズを披露する。その姿が全国での晴れ舞台でも見られた時、県勢最高のベスト8の壁を打ち破ることができるかもしれない。
(取材・文 仲本兼進)●【特設】高校選手権2018
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