若手との競争を楽しむ原口元気「自分が上にいるとも思ってない」
ゲキサカ / 2018年11月12日 22時44分
純粋に競争を楽しんでいる。若手の台頭著しい森保ジャパンの現状について日本代表MF原口元気(ハノーファー)は「競争していることでチームの良さも出ていると思うし、いい危機感を持ってプレーできている」と指摘する。
10月16日のウルグアイ戦(○4-3)では23歳のMF南野拓実が2ゴール、20歳のMF堂安律も代表初ゴールを決め、原口とポジションを争う24歳のMF中島翔哉は2得点を演出するなど躍動した。後半42分から中島に代わって途中出場した原口自身、試合後は「パーフェクトでしょう。あんな良いプレーが日本代表で見られるのは、そうそうない。僕自身も見ていて楽しかったし、すごく刺激をもらえた」と素直に称賛の言葉を送った。
現時点では“中島の控え”という立場に甘んじながらも、「僕自身、この競争を楽しみながらやれている」と気負いはない。「僕が(代表に)定着する以前は追いかけている立場だったけど、今も追いかけられているというより、フラットに勝負ができている。いい選手たちだし、自分が上にいるとも思ってない」。謙虚な言葉の裏側には、それだけの経験と実績を重ねてきた自負もあるだろう。
「やれることをやるだけというか、自分にどういうことができるかは理解できている。試合によって出すプレーは変わるし、状況を見ながらそのすべてに対応する準備はできている。どんな状況でも自分の力を出すのが自分の良さだと思うし、粘り強くやるのがいいのかなと」
10月の代表戦までは所属クラブで出場機会に恵まれていなかったが、ウルグアイ戦後は3試合連続でフル出場。直近のリーグ戦こそ途中出場だったが、「この1か月はほぼすべての試合に出たし、体はできてきた」と、1か月前とはコンディション面でもまったく違う。来年1月に迫ったアジアカップを「今の日本代表にとって一番近い目標」と見据える27歳のアタッカーは「クラブでも代表でも、これから勝負が始まる」と表情を引き締めた。
(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
東京Vの城福監督「非効率、間違いもあるけどやり切る」…原点回帰でC大阪撃破へ
超ワールドサッカー / 2024年7月5日 21時15分
-
術後4時間半のタクシー移動…マンC施設の2か月は「地獄でした」 “逸材”が苦境から世界へ【独占インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月3日 10時30分
-
9連戦中に川村・野津田が移籍…ボランチ経験も重ねた広島23歳MF東俊希「次は僕が背負っていかないといけないという責任感が生まれた1か月だった」
ゲキサカ / 2024年6月30日 13時42分
-
先発復帰は「楽しみ50不安50だった」東京V山田楓喜、五輪メンバー発表直前も冷静「もちろん行きたいけど…」
ゲキサカ / 2024年6月30日 8時29分
-
J1初ゴール→殊勲同点弾…青森山田卒“柏木の後継者”が躍動 覚醒気配で「今後のスタメン候補」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月23日 19時10分
ランキング
-
1体操・宮田笙子問題に露メディア「厳格ルール」と仰天 蘭の〝前科者〟選手と対比も
東スポWEB / 2024年7月22日 21時0分
-
2衝撃の一発に頭抱え…“アングリ硬直”の24歳が「完全に驚嘆」 大谷特大弾の反応が話題
Full-Count / 2024年7月22日 18時3分
-
3巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 6時12分
-
4《江川卓、1984年オールスター8連続三振》40年目の真実「あの日は肩が痛くなかった」、バッテリーを組んだ中尾が明かす「パスボールしろよ」発言
NEWSポストセブン / 2024年7月22日 11時13分
-
5【日韓ドリーム】原辰徳監督「2回3回と続けて球界の発展に…」66歳の誕生日にWBC宿敵撃破!
スポニチアネックス / 2024年7月22日 22時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)