サッカーは精神病患者をどう救うのか?
ゲキサカ / 2018年11月13日 17時0分
「大会があればコンディション調整が必要だし、会場に遅刻もせずに行かないといけない。チームなので報告したり、連携とらないといけないので個人行動はできない。訓練ではなく、サッカーが楽しいから続ける、ということによって、結果的に仕事に役に立つのだと思います」
Espacioの練習は、ひだクリニックのデイケアプログラムの一環なので、通院している人でないと入会できない。今いる15人のうち、通院当初に仕事上の所属があった人はゼロ。症状が思わしくない中、同クリニックに助けを求め、症状が改善し、15人中12人が何かしらの仕事につくことができた。うち6人はフルタイムの仕事。サッカーの力を借りて社会に巣立っていったいい例だ。最終的には、ソーシャルフットボールの出場資格を失う選手を一人でも多く増やすことが究極の目標になる。大角氏が続ける。
「サッカーがなぜ精神疾患を持つ患者さんのリハビリに役立っているか、医学的根拠はまだ深く示せていません。これからは、なぜサッカーを通して元気になったのかを具体的に示す作業もやっていきたいですね」
(取材・文 林健太郎)
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