日本の“エース”を見て学ぶ北川航也「ゴールに背を向けたプレーが抜群」
ゲキサカ / 2018年11月13日 22時24分
“想定外”の一日遅れでの合流となった。合宿初日の前日12日、搭乗予定だった静岡発福岡行きの飛行機が欠航し、急きょ羽田空港から大分入りした日本代表FW北川航也(清水)。練習時間には間に合わず、大分市内のホテルでチームに合流すると、合宿2日目のこの日から練習に参加した。
「いろいろ大変だったけど、いい経験になった」と苦笑いを浮かべながらも、「昨日は軽めの練習だったということなので、今日から参加できてよかった」と、さっそくフルメニューを消化。7対7のミニゲームでは最前線で精力的にプレーした。
前回の代表合宿で追加招集され、A代表初選出。10月12日のパナマ戦(○3-0)に後半21分から途中出場し、代表デビューを果たした。今回は7日のメンバー発表時点でリスト入り。「前回より落ち着いて活動できていると思う」と、チームにも溶け込んできた。
16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)、20日の同キルギス戦(豊田ス)は来年1月に迫ったアジアカップ前最後の強化試合。「アジアカップに向けた最終テスト。前線のライバルとなる選手は強烈な個を持っているし、そこに埋もれることがないように、自分のプレーを出せれば」と、代表定着への意欲も口にした。
当初のメンバー発表でFW登録は北川、FW大迫勇也(ブレーメン)、FW鈴木優磨(鹿島)の3人だったが、この日、鈴木が負傷のため参加を辞退。代わってFW杉本健勇(C大阪)が追加招集された。
森保ジャパンの1トップに君臨する大迫について「相手ゴールに背を向けたプレーが抜群。日本人選手でトップクラスだと思うし、そこは自分にも必要な部分で、伸ばすべき部分」と話す北川は「相手ゴールに背を向けたときのプレーの幅、そこから前を向く技術には学ぶところが多い」と、日々の練習の中から大きな刺激も受けている。
今季リーグ戦13ゴールは、15得点のFW小林悠(川崎F)、14得点のFW興梠慎三(浦和)に続いて日本人選手3番目の数字。22歳のストライカーは「前回よりも(いいプレーを見せたい)という気持ちは持っている。Jリーグでやっている選手が代表に選ばれることがJリーグの価値、日本代表の価値を上げることにもなると思う。結果を残し続けることを意識したい」と誓った。
(取材・文 西山紘平)
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