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「本当に助けられた」大ピンチ招いた佐々木翔、20歳のファインプレーに感謝

ゲキサカ / 2018年11月17日 1時12分

DF冨安健洋に感謝した日本代表DF佐々木翔

[11.16 キリンチャレンジカップ 日本1-1ベネズエラ 大分]

 自らのミスで招いた決定的なピンチは、20歳の若きセンターバックに救われた。日本代表DF佐々木翔はキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦の試合後、DF冨安健洋に「本当に助けられた」と振り返った。

 左サイドバックで先発した佐々木は前半11分、左サイドを駆け上がった相手のクロスに対し、中央に絞って処理しようと試みると、GKシュミット・ダニエルへのバックパスを選択。だが、これがFWサロモン・ロンドンに渡ってしまい、無人のゴールに向かってシュートを放たれた。

 ところが、そこに背番号16が立ちはだかった。素早くゴールマウスに走った冨安はゆるいシュートに追いつくと、懸命なスライディングでクリアに成功。早々に先制点を献上しようかという場面だったが、ファインプレーで難を逃れた。

 試合後、報道陣に囲まれた佐々木はその場面を自ら切り出した。「判断ミスから大きなピンチをつくってしまい、味方に助けられた。一つのミスからああいうことになるので本当に助けられた」と冨安に感謝。肺気胸のためメンバー外となったDF長友佑都の代わりにチャンスを掴んだ一戦だったが、「まだまだやることがある」と前を向いた。

(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ

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