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日本vsベネズエラ 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年11月17日 2時32分

─シュミット・ダニエルの特徴であるキックやビルドアップの特徴が出ていたが。
「代表初キャップだと思うが、落ち着いてプレーしてくれたと思う。彼に求めるプレーの一つに足元の技術を使ったGKからのビルドアップという部分があるが、そこも落ち着いていいチャレンジをしてくれたと思っている。彼からの起点で、いい形でDFラインから持ち上がること、相手にプレッシャーをかけられたときにそのプレッシャー回避して前線に当ててビッグチャンスが生まれるところにもつながっていた。彼にはいい自信になるプレーだったと思う。守備の部分もDFラインと連係して、安定してプレーしていたと思う」

─アップの時間が取れない中で普段とどれくらいの違いがあったと感じるか。攻撃陣はスタメンと途中出場の選手でギャップがあったように感じたが。
「ウォーミングアップのところだが、外でボールを使うとか、長い距離を走るとか、試合の状況を想定したような動きはウォームアップの中ではできなかったというところでは違いはあったのかなと思う。ただ、選手たちは落ち着いて、与えられた環境の中で最善を尽くし、その状況の中で一番いい入りを見せてくれたと思う。ベネズエラも状況的には一緒だったので、選手たちはプライドを持って、いい準備をしてくれたと思う。

 もう一つの質問だが、攻撃の部分で時間差で投入して、勝っている状況の中でどうやっていくかという部分では考えていたと思うが、うまくコンビネーションを使う部分では難しい状況だったと思う。ただ、チーム全体で試合を勝ち切るために、交代出場の選手が試合を決める、あるいは試合を締める。そういう戦いができるようにチームとしてはやっていかないといけない。チームの攻撃のバリエーションとして、今日のスタメンの前線、1トップと中盤の3枚の選手のプレー時間が長いという部分で、コンビネーションの連係連動は上がってきていると思うが、チームとしてもう1セットくらい、もっと選手層の幅とチーム力をアップさせるために、より多くの選手が絡んでこれるようにやっていかなければいけないと、私自身の仕事として思っている」

─個々のチャレンジとチームとして戦うことのバランスが崩れている印象があったが。
「個の特徴を発揮することと、チームでの戦いの連係連動のバランスだが、私自身はそこのバランスが崩れたとは思っていない。ただ、流れの中で得点を奪えなかった。チャンスのところで少し合わないこともあった。そういう状況を振り返ったとき、よりお互いが同じ絵を持って、攻撃を発揮して、合わせられるようにしていかなければならないと思う」

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