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A代表の試合を受けて…横内監督代行がU-21代表選手に伝えたこと

ゲキサカ / 2018年11月17日 4時58分

ドバイカップに出場中のU-21日本代表

 ドバイカップ第2戦クウェート戦前日となる16日。日本では森保一監督が率いるA代表がベネズエラ代表と対戦していた。同試合を観戦してから前日練習を行ったU-21日本代表。A代表の試合を受けて、横内昭展監督代行が選手たちに伝えたことがあった。

 1-1の引き分けに終わった日本対ベネズエラ。注目したのは、この試合の先発メンバーだった。日本にはMF堂安律とDF冨安健洋、ベネズエラにはMFジャンヘル・エレラとDFナウエル・フェラシスと東京五輪世代である選手が4人もスターティングメンバーに名を連ねていた。

 指揮官が、練習前にU-21日本代表の選手たちに伝えたのは「両チームともに君たちの年代の選手が出ていたね」ということ。今、自分たちはU-21日本代表の一員としてドバイカップに出場している。しかし、その一方で同じ世代の選手がA代表に名を連ねるだけでなく、ピッチ上で戦っているという現実があった。

「もちろん、そこ(A代表)に行く権利は皆にある。ただ我々には置かれている立場があり、それは明日の試合、クウェートに勝つこと」と話した横内監督代行は、「そこに集中してほしい」と続けたようだ。

 クウェート戦に集中できないようならば、目の前の試合に集中できない限りは「A代表はない」。サッカー選手である以上、最終的に目指す場であるA代表。そこに一歩でも、少しでも近付くため、若き戦士たちは全身全霊を賭けて明日のクウェート戦のピッチに立つ。

(取材・文 折戸岳彦)▼ドバイカップU-23特集ページ

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