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3度目、7度目の正直…瀬戸内が延長V弾で悲願の初優勝!広島皆実の6連覇阻む:広島

ゲキサカ / 2018年11月18日 18時23分

 延長に入って広島皆実が瀬戸内ゴールに迫るシーンが増える中、逆にスコアを動かしたのは瀬戸内だった。延長後半2分、MF佐々木達也(3年)のパスを相手DFにカットされたが、こぼれ球を拾ったMF宮本大貴(3年)が左45度の位置から右足でファーサイドを狙う。「得意ではないけれど、練習していた」というミドルシュートは、鮮やかな軌道でゴール右に決まった。

 その後は広島皆実も残り2つの交代枠を使い切って再び同点を狙ったが、瀬戸内が粘り強く守り、そのまま2-1で逃げ切った。タイムアップの瞬間、瀬戸内は控え選手も全員がピッチ内へと飛び出し、出場メンバーとともに歓喜を爆発させた。

 瀬戸内はこれまで、キック&ラッシュを主体としたスタイルで戦ってきたが、今年はパスを丁寧につなぐスタイルへの挑戦を続けていた。安藤監督は「いままでのような勢いと頑張りだけでなく、きちんとしたサッカーをやり抜いて、役割を決めて、チームで戦うことに徹した」と語り、「それが、この良い結果につながったと思う。選手たちが冷静にやってくれた」と称えた。

 初めての挑戦となる選手権。安藤監督は「課題はたくさんありますが、伸びしろがあり、まだまだ成長できるチーム。ボールをつなぐ技術や、2年生は体の強さも伸びると思う。そのあたりを鍛えて臨めれば」と語り、冬の大舞台へのパワーアップを誓っていた。

(取材・文 石倉利英)●【特設】高校選手権2018
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