[MOM2718]瀬戸内MF佐々木達也(3年)_悔しさバネに憧れの舞台へ…チームを牽引した主将が夏のリベンジ誓う
ゲキサカ / 2018年11月18日 18時57分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権広島県予選決勝 瀬戸内高2-1(延長)広島皆実高 広域第一]
長年の悲願を達成する初出場。キャプテンマークを巻いてチームを牽引した瀬戸内高MF佐々木達也(3年)は、チームメイトと抱き合いながら雄叫びを上げた。「先輩たちのためにも、自分たちの代で初出場できてよかった」。“歴史を変える”という試合前の決意を、見事に結果に結びつけた。
瀬戸内は、選手権予選決勝に進んだ過去6回すべてで広島皆実高に敗れており、昨年度、一昨年度と連敗。瀬戸内にとって宿敵中の宿敵だ。だが今年は、2月の新人戦で敗れたものの、6月の総体予選ではPK戦の末に勝利しており、「(県大会で)1勝1敗の状況で、気持ちを見せる戦い」(佐々木)として、今年3回目の激突を迎えた。
瀬戸内は後半に先制したものの、試合終了3分前に追い付かれて延長へ。それでも「スタミナには自信があったので、全員が『大丈夫』という気持ちで、声を掛け合っていた」と振り返る。延長後半に勝ち越すと、最後まで足を止めずに走り切り、最高の瞬間を迎えた。
小気味良いドリブル突破と正確な技術を武器に、1年時には広島県選抜の一員として国体優勝に貢献。だが2年時は負傷に泣かされ、選手権予選も欠場を余儀なくされた。「去年、選手権予選に出られなかったことは、すごく大きなことでした。先輩方に迷惑をかけてしまったので、今年こそ優勝したかった」という思いをプレーに込め、主将としてチームを力強く引っ張った。
夏の全国総体は、1回戦で阪南大高(大阪)と対戦。後半の2失点で0-2とされ、佐々木のゴールで追い上げたものの、1-3で敗れた。「ずっとテレビで見てきた選手権の舞台に立てるのは、とてもうれしいですが、これで満足してはダメ。夏のリベンジを果たしたい」。初出場に満足することなく、夏は果たせなかった全国での大暴れを誓う。
(取材・文 石倉利英)●【特設】高校選手権2018
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