無念のドクターストップ…GK山口瑠伊「自分の選択は間違っていなかった」
ゲキサカ / 2018年11月19日 2時12分
ようやくつかんだ先発出場の機会だった。燃えないわけがない。17日のドバイカップ第2戦クウェート戦でゴールマウスを託されたU-21日本代表GK山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)だったが、前半終了間際のアクシデントで後半のピッチに立つ機会を奪われてしまった。
山口がU-21代表として、最後にピッチに立ったのは今年5月に行われたトゥーロン国際大会第2戦のポルトガル戦(○3-2)。しかし、その試合の後半30分、完全に抜け出した相手選手の突破をPA外に飛び出して手で止めてしまい一発退場。そして、今年8月のアジア大会では招集外となって悔しさを味わった。クウェート戦は、ポルトガル戦以来の先発出場となり、「ピッチ上で見せてやるという気持ちがあった」と闘志を燃やして試合へと向かった。
日本が主導権を握って試合を進めたこともあり、山口の守備機会は多くはなかったものの、相手に得点を許さないまま試合を進める。しかし、2-0とリードした前半終盤にアクシデントに見舞われてしまう。相手のセットプレーに対して飛び出すと、「相手の頭が来たと思ったらヒジがバーンと入った」と接触。右目の上を切ってしまい、「血がすごい出ていた」と振り返る。
前半は終了を迎えてハーフタイムへ。本人は「自分的には全然行けた」とピッチに立ち続けることを望んだが、「ドクターからストップがかかってしまった」ことで、GK谷晃生(G大阪)との交代を余儀なくされた。
試合翌日、「10針くらい縫いました」という右目の上は腫れていたが、練習場に姿を現してトレーニングをこなした。無念の途中交代を「悔しいと言えば悔しいけど仕方ない」と語りつつ、「前半2-0で勝っていて、あのセットプレーでやられると試合の流れも変わる場面だった。飛び出して相手と接触してしまいましたが、自分の選択は間違っていなかった」と無失点でピッチを去ったことで、自身を納得させていた。
(取材・文 折戸岳彦)▼ドバイカップU-23特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
FC東京に落ちた影「話にならない」 一瞬の隙で失点…暗い表情に差すベテランの光明
FOOTBALL ZONE / 2024年7月1日 10時30分
-
筑波大がJ1首位町田をジャイキリ!!PK戦死闘を制し3回戦へ
ゲキサカ / 2024年6月24日 18時1分
-
殊勲のJ1首位撃破 筑波大、ジャイアントキリング達成に喜び「筑波の名前を広められた」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月12日 22時2分
-
“ジャイキリ”の餌食 J1首位・町田、大学生に敗戦でファン苦言「痛い」「情けない」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月12日 21時43分
-
筑波大がJ1首位・町田相手にジャイアントキリング! 後半ATに同点弾、PK戦突入で大金星
FOOTBALL ZONE / 2024年6月12日 21時25分
ランキング
-
1大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月1日 11時40分
-
2球宴本塁打競争が新ルールに 時間制に加えアウト数も採用へ 大谷翔平の出場へ支障なくなる可能性も
スポニチアネックス / 2024年7月1日 10時39分
-
3バド中国代表ジュニア選手が死去、試合中にコートで倒れ
AFPBB News / 2024年7月1日 18時33分
-
4【パリ五輪】バレー女子日本代表12人決定、落選選手も... ネットの反応は?「サプライズで入るかと思ったけど無理だったか」
J-CASTニュース / 2024年7月1日 15時53分
-
5男子バレー日本代表、47年ぶりの銀メダル!福澤達哉さん「まだまだ伸びしろしかない」【ネーションズリーグ総括】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月1日 8時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)