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悲願の日本一へ一歩を踏み出すのは?1回戦でインハイ準V・桐光学園と“公立の雄”大津が激突!!

ゲキサカ / 2018年11月20日 8時15分

 一方の桐光学園はMF中村俊輔(現磐田)を擁した96年度選手権で準優勝するなど、激戦区・神奈川を代表する名門校。望月は大津の印象について「守備も攻撃もタレントがすごく揃っているという印象です」と語る。インターハイでは望月と内田拓寿(3年)の両CBを中心とした堅守から、“スーパーエース”西川の攻撃力やセットプレーの強さなどが炸裂。同校にとって初のインターハイ決勝進出、準優勝を成し遂げた。こちらも攻守にタレント並ぶ好チーム。インターハイでその力を示している。

 山梨学院高(山梨)との決勝も西川のゴールで先制。だが、1-0で迎えた後半アディショナルタイムに追いつかれ、延長戦で勝ち越された。あと数分のところで掌から落ちた日本一。その悔しさは忘れていない。望月は「本当に夏は天国から地獄に一気に突き落とされたくらい、悔しい思いをしました。3年間を通して悔しい思いは十分にしてきた。高校最後の大会ですし、ここに懸ける思いは本当に強いので、初戦大津なんですけれども、勝ちにこだわってやれればいい」と力を込めた。

 自分たちの目標は全国制覇。入りさえ失敗しなければ頂点を勝ち取る力があると望月は感じている。「全国のFW陣に負けないくらい守備とかも組織化されていたり、個も強い。堅い守備からの前線は突破する力もある。入りがとにかく鍵を握っていると思う。今年のチームは波に乗れば全国制覇する力があると思うので、入りを意識してやりたいと思います」と注目対決を見据えた。

 ともに、一日でも長く仲間たちと戦いたい、もっと強くなりたいという思いを持って日々を過ごしてきた。大津の福島は「土曜日の試合(熊本決勝)でも『もっとやりたい』という言葉が出ていた。全国大会は1回戦で負けたらそこで終わってしまう。長くやりたいですね」と語り、桐光学園の望月は「(勝ち上がるため)これから1か月もあると考えて、もっとチームを良くしていきたい」と語った。2つの注目校はいずれも全国で無冠。12月31日にニッパツ三ツ沢球技場で開催される1回戦で、悲願の日本一へ向けて勢いに乗るのは、果たしてどちらか。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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