「元気くん、純也くん、航也も…」登場即ゴールの中島翔哉、“カルテット”結成をやんわり否定
ゲキサカ / 2018年11月21日 2時34分
[11.20 キリンチャレンジ杯 日本4-0キルギス 豊田ス]
待ちに待った一発だった。この日ベンチスタートだったMF中島翔哉(ポルティモネンセ)は後半28分、フィールドインからわずか1分後のファーストタッチで4点目をマーク。森保ジャパンの発足以来、攻撃を牽引してきた新10番にとっては新体制初ゴールとなった。
待望のゴールは“若手三銃士”“NMD”などの異名を持つ3人で導いた。後半14分にMF堂安律が投入され、遅れること約13分、中島とMF南野拓実が同時にピッチへ登場。サポーターの大歓声が鳴り止まない中、右サイドに開いた南野がボールを持つと、堂安からのスルーパスを中島がダイレクトで流し込んだ。
「流れが良かったし、律のボールが素晴らしかった」。これまで攻撃を牽引してきた“相方”を称えた10番。だが、自身にとっての代表2ゴール目には冷静だった。「最後に誰が決めるかは、シュートを打つ誰かになるというだけ。それよりチームとしてゴールを取ることができて良かった」。
また、この3人やFW大迫勇也も含めた“カルテット”に注目が集まること自体にもやんわりと疑問を呈する。「サコくん、拓実、律と組むことが今は多いけど、元気くん、純也くん、航也も、それに前の選手だけじゃなく良い選手がいる」とこれまで組んできた選手の名を挙げ、「みんながここに来るたびに自分の良いプレーを引き出してくれる」と理解を求めた。
ここまで4勝1分という好成績を引っさげ、来年1月5日に開幕するアジアカップに挑むが、「勝っても負けても、自信を持つ部分と納得いかない部分が両方ある。そこを理解することが重要」と内容にフォーカス。新体制、そして10番での初ゴールにも満足せず、「もっとゴールに結びつけていけるように頑張りたい」と素直に成長を続けていく。
(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ
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