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暫定体制では4連勝だったのに…ソラーリ監督“初陣”のR・マドリー、エイバルに完敗

ゲキサカ / 2018年11月24日 22時53分

レアル・マドリーを破ったエイバル

[11.24 リーガ・エスパニョーラ第13節 エイバル3-0R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは24日、第13節を各地で行い、レアル・マドリーはエイバルに0-3で大敗した。暫定監督として公式戦4連勝が続いていたサンティアゴ・ソラーリ監督にとって、正式な監督就任後の初戦となったが、好調を維持することはできなかった。

 インターナショナルマッチウィークを挟み、2週間ぶりとなる公式戦。前節のセルタ戦(◯4-2)から先発5人を変更。負傷中のMFカゼミーロ、DFセルヒオ・レギロンらがメンバーを外れ、MFマルコ・アセンシオ、MFダニ・セバジョス、DFマルセロ、DFラファエル・バランが先発に入った。

 先に決定機をつくったのはホームのエイバル。前半3分、中盤で前を向いたMFキケ・ガルシアが思い切ったミドルシュートを放つと、GKティボ・クルトワの伸ばした手を越えて右ポストに直撃した。R・マドリーは同10分、MFマルコ・アセンシオのクロスにFWカリム・ベンゼマがおさめ、ループで狙ったが、ゴールライン際でDFホセ・アンヘルがクリアした。

 そうした前半16分、エイバルが均衡を破った。左のハーフスペースに出たMFファビアン・オレジャーナが縦に送ると、勢いよく突破したDFマルク・ククレジャが低いクロスを配球。ニアサイドに走り込んだキケ・ガルシアのシュートはクルトワに阻まれたが、MFゴンサロ・エスラカンテが押し込んだ。いったんビデオ・アシスタント・レフェリーが介入したが、ゴールは認められた。

 前半を1点リードで終えたエイバルは後半6分、R・マドリーのサイドチェンジがDFアルバロ・オドリオソラに渡ったところで、ククレジャがハイプレッシャーをかけてボールを奪取。中央への横パスをFWセルヒ・エンリチが受けると、右足シュートでファーポスト際に打ち込み、リードを2点に広げた。

 R・マドリーは失点場面でオドリオソラが負傷し、直後にDFダニエル・カルバハルと交代。すると後半12分、さらにエイバルが追加点を奪う。右サイドに攻め込んだキケ・ガルシアのクロスはファーに流れたが、ククレジャが再びクロスを配球。これをニアでS・エンリチが巧みに折り返すと、キケ・ガルシアが落ち着いて押し込んだ。

 なおも止まらないエイバルはオレジャーナやFWシャルレスが次々に決定的なシュートを放ったが、いずれもクルトワに防がれる。防戦一方のR・マドリーは途中出場のMFビニシウス・ジュニオールらが何とか攻め込もうとするも、最後までエイバルの激しいプレッシングを打開することができず、公式戦5試合ぶりの黒星を喫した。
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

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