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賞金3000万円のeスポーツ国際試合が“諸般の事情”で延期…競技種目には『ウイイレ2019』など

ゲキサカ / 2018年11月28日 23時5分

2018年は“eスポーツ元年”といわれている

 一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)は28日、2019年1月に開催を予定していたeスポーツの国際試合『日本・サウジアラビア eスポーツマッチ』を、諸般の事情により延期することを発表した。採用ゲームタイトルには『ウイニングイレブン 2019』『ストリートファイターV アーケードエディション』『鉄拳7』が決定していた。

 『日本・サウジアラビア eスポーツマッチ』は8月にJeSUとサウジアラビアeスポーツ連盟(SAFEIS)の間で調印された国際試合。当時、開催理由について「文化・娯楽・スポーツ振興に注力するサウジアラビアが“ゲーム大国”日本とeスポーツの振興を目的に友好を深めていくための機会」と発表されていた。

 優勝賞金は総額3000万円相当に設定され、試合は日本とサウジアラビアのホーム&アウェー形式。19年1月18、19日にサウジアラビアで、26、27日には日本で行われる予定となっていた。

 本格的な国際試合、そしてその優勝賞金の規模の大きさから話題となっていたイベントの延期。JeSUはその理由について“諸般の事情”に留めており、「現在、SAFEISとJeSUとの間で、継続して協議を行っており、開催時期など詳細が決まりましたら、あらためて発表させていただきます」とコメントしている。

 eスポーツ――エレクトロニック・スポーツは対戦型ゲームなどを使って競技を行い、全世界の競技人口は1億人を超えているといわれている。9月に行われたアジア大会のデモンストレーション競技に採用され、日本代表は『ウイニングイレブン 2018』で金メダルを獲得する快挙も達成。19年秋に茨城県で開催される「いきいき茨城ゆめ国体」(第74回国民体育大会)でも本格導入が決定している。

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