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メッシ1G1A! バルセロナが“死の組”首位通過

ゲキサカ / 2018年11月29日 6時59分

2点目が決まって喜ぶバルセロナの選手たち

[11.28 欧州CLグループリーグ第5節 PSV1-2バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグは28日、グループリーグ第5節2日目を各地で行い、B組のバルセロナはPSVに2-1で勝利した。FWリオネル・メッシが1ゴール1アシストを記録。他会場で同時刻に行われている試合で2位のインテルがトッテナムに敗れたため、1試合を残してグループリーグ首位通過が決まった。

 ここまで3勝1分でグループリーグ突破を決めているバルセロナに対し、1分3敗で敗退が決まっているPSVという構図。バルセロナは決勝トーナメントを優位に進められる首位通過を、PSVはUEFAヨーロッパリーグに参戦する3位を目指して戦った。

 前半はPSVが決定機を量産した。前半3分、MFイルビング・ロサノがドリブルで仕掛け、ゴール正面でMFセルヒオ・ブスケツに倒されてFKを獲得。これをMFガストン・ペレイロが直接狙うと、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがかろうじてかき出した。

 前半16分には、MFイバン・ラキティッチのパスミスを拾ったG・ペレイロのミドルシュートが右ポストにヒット。さらに同45分、FWルーク・デ・ヨングのヘッドがクロスバーに直撃し、跳ね返りをDFデンゼル・ダンフリースが詰めたが、テア・シュテーゲンに阻まれた。

 バルセロナは前半を通じてボール支配率70パーセント以上、シュート10本を記録したものの、FWリオネル・メッシ、FWウスマン・デンベレに訪れた決定機はいずれもGKイェルーン・ズートの正面。得点を奪えないままスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 それでも先にスコアを動かしたのはバルセロナのエースだった。後半15分、DFジェラール・ピケからの縦パスを受けたメッシはデンベレとのパス交換でPA内に侵入すると、ドリブル突破から左足を一閃。小さいキックモーションで放たれたボールにズートは一歩も動けず、一直線にネットに突き刺さった。

 さらにバルセロナは後半21分、メッシのラストパスを受けたデンベレが立て続けにシュートを放ったが、2本目はズートがビッグセーブ。ところが同25分、メッシのFKが低い弾道でゴール前に向かうと、素早い反応を見せたピケが右足で合わせ、ゴールマウスに吸い込まれた。

 PSVは後半30分、MFスティーブン・ベルフワインが決定的なシュートを放つも枠外。同31分にはロサノがフリーでゴール前に抜け出したが、テア・シュテーゲンに阻まれた。それでも同37分、DFアンヘリーニョのクロスにデ・ヨングが頭で合わせ、3試合連続ゴールを記録した。

 終盤は相手ゴール前のシーンを立て続けにつくったPSVだったが、反撃は実らず。この敗戦でグループ3位との勝ち点差が6に広がり、グループリーグ最下位が決まった。しかし、バルセロナ相手の健闘にホームのサポーターからは大きな拍手が送られた。
●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集

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